2002-11-21 第155回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
○政府参考人(太田信介君) 短期の開門調査は、先ほども申し上げましたとおり、調整池に海水を導入することにより調整池及び海域の水質、諌早湾の流れ等にどのような変化があるかを現場で観測するために行っているものでございます。
○政府参考人(太田信介君) 短期の開門調査は、先ほども申し上げましたとおり、調整池に海水を導入することにより調整池及び海域の水質、諌早湾の流れ等にどのような変化があるかを現場で観測するために行っているものでございます。
残念ながら、去年諌早湾の干潟の埋立事業を食いとめることはとりあえずはできなかったわけで、それを国民から大変大きな批判を浴びて、改めて今環境庁の存在価値が問われているわけであります。
ということが過去いろいろな場面で、こういう環境問題、例えば東京湾横断道路とか諌早湾干拓事業、さまざまありました。環境庁が意見を言う場があってもなかなかそれが十分の一もその相手に、現場、実務レベルで通らない。多分、環境庁が力が弱いとか能力がないとかということより、今までの歴史の中でどうしてもそういう立場に環境庁があるということは間違いないと思います。
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 閉会中審査に関する件 請 願 一 諌早湾潮受け堤防排水門の開門と干拓 の見直しに関する請願(藤田スミ君紹 介)(第七二号) 二 同(吉井英勝君紹介)(第七三号) 三 サケ・マスに関するセーフガードの発 動に関する請願(佐々木洋平君紹介) (第七七号) 四 同(松本善明君紹介)(第九二号
ワーストテンは、長良川河口堰、諌早湾土地改良事業、徳山ダム、藤前干潟埋め立て、吉野川第十堰等々でありますけれども、こういうことがコントロールできるのでありましょうか。国土交通省はコントロール不可能になるのではと私は心配します。 総理は、行革会議の中でこの巨大化による暴走を実は一番心配しておられたのではないでしょうか。いかがですか。
諌早湾に象徴されるように、不要不急の大型工事をやめる、そういうことだけでも数兆円浮くとさえ言われているわけです。そして、防衛費も削減をする。そういうことをまずやるべきであって、そしてもう一つは大いに利益を上げている企業あるいは高額所得者に対しては、しばらくの間、財政再建ができる間はそれなりに納税をしていただくような方針を考えるべきだと思うんです。
今の御答弁ですと、費用対効果分析あるいは再評価システム、そういうシステムがこれから形づくられていって、そして、どういう観点からどういうシステムができるか、それに基づいて議論できる、例えば諌早湾の費用対効果はどうなのかという議論が共通のテーブルでできるようなシステムをつくりますということをおっしゃっているというふうに理解してよろしいですね。
諌早湾の周辺というのは、干拓の歴史、干拓の町諌早というぐらいですから、すべて干拓で農地をつくってきているわけです。それが耕作放棄されているのですよ、四百十ヘクタール。そうでしょう。だから、優良農地を造成するという理屈は、もうそれだけで当てはまらないのです。 それともう一つ、私が聞いたのは、なぜ大臣にねじ曲げた情報を伝えるのかということを聞いているのですよ。
そもそも諌早湾の干拓事業というのは、平たんな農地に乏しい長崎県において、大規模な優良農地を造成することが望ましい、これは、県あるいは市当局の要望があって、これらを調べた結果の我々の対応であります。 また、委員は御存じかと思いますが、諌早湾周辺というのはいわば台風の常襲地帯と言っても言い過ぎでない。
それで、私が申し上げたいのは、大規模な農地が必要であるという御答弁がありましたけれども、諌早湾の周辺でこの十年間に四百十ヘクタール耕作放棄地が出ております。
諌早湾に埋立地をするかどうか、まだ農水省がやめないやめないと言っている、そんなことは長崎県が自分で決めればいいわけですけれども、国の直轄事業として国会に予算が出ている。そういうことになるということを基本的に申し上げているのです。 その上で役所の形をどうするかという議論になることが大事であって、仕事の中身を全く変えないで……(発言する者あり)静かにしなさいよ。
○島村国務大臣 諌早湾の干拓事業に、まさにメンツにこだわっていろいろ御指摘があるようでございますが、これはもともと、平たんな農地、優良な農地を持たない長崎県の要請に基づいて実施したことが一つ。いま一つは、御承知のように、台風の常襲地帯でありまして、高潮とかあるいは大雨の災害が毎年際限がない。こういう事々に対する防災機能の強化の目的を含めて実施したのが諌早湾干拓の事業であります。
今も環境庁からございましたように、本年の二月には長崎県さんが県の環境審議会の答申を受けられまして諌早湾の干拓調整池の水質保全計画を策定をいただいたところでございまして、この計画に基づきまして、総合的な水質保全対策を関係機関が連携してやっているということでございます。
諌早湾一つを例にとりましても、現地からは何遍も私どもは感謝状等をいただいておりまして、いろいろなお考えがあるようでございます。我々は一切予算のむだが起きない効率的な予算の運用を図っていきたい、こう考えます。
○吉井分科員 大臣もいろいろお聞き及びのことで御存じかと思いますが、諌早湾の潮受け堤防というのは、通常の護岸堤防などとは違って、かなり基礎の部分もうんと広くて、いわば豆腐の上に堤防をつくるようなものですから、なかなか大変なんです。難しいのです。しかも、工事は海の中でやるということもあって、工事用の船舶を出したりとか、それから工事用の進入路をつくるにしても附帯工事が随分かかるのですね。
一方、諌早湾の方の、問題になっておるところの潮受け堤防の締め切った内側の既存の海岸堤防、この海岸堤防は約三十キロというふうに、これも関係省庁から数字としていただいておりま す。
つまり、この後進地域の開発に関する公共事業に係る国の負担割合の特例に関する法律というのは、諌早湾の公共事業について、去年「費用負担のしくみ」というのを持ってこられました。三五%とか、いろいろお書きになっている。国営事業一般型とか特別型とか都道府県営事業とか、いろんなやり方があるんですと持ってこられている。この基本があるわけですよね。それに加えてこの後進地域の特例法がある、こうおっしゃるわけだ。
この法律が適用されて、農家負担を含めておおむね三五%負担とか三〇%負担という前提でこの諌早湾の干拓事業が始まっているのですよね。そうですよね。三五%のうちの一八%は農家とかそういう言い方だったでしょう、今まで。間違いないと思う、うなずいているし。
例の諌早湾干拓の問題でございます。
例えば、先ほど問題になりました千歳川放水路の問題、あるいは省庁の所管が違うかもしれませんけれども、諌早湾、羊角湾、中海の干拓の問題、そして建設省が中止や見直しを英断したダム建設の問題などなどでございます。
太郎君 赤松 正雄君 二階 俊博君 鰐淵 俊之君 同日 辞任 補欠選任 鴨下 一郎君 矢上 雅義君 河本 三郎君 御法川英文君 田村 憲久君 小野寺五典君 林 幹雄君 木部 佳昭君 赤松 正雄君 木村 太郎君 鰐淵 俊之君 二階 俊博君 ――――――――――――― 二月十二日 諌早湾潮受
ここで諌早湾の話を申し上げますといろいろと意見が分かれるので割愛をさせていただきますが、例えば一度計画をした事業、あるいは昨今の衆議院予算委員会の質疑を聞いておって感じたんですけれども、いわゆる政府が提出する予算、これは民主党の鳩山幹事長あるいは平和の神崎代表が総理に対して質問していたんですけれども、一度出した予算を少しでも変えるのを物すごいプライドであるとかいろいろな面から避けて通ろうとしているんではないかなというふうな
特に不要不急なダムや、あるいは諌早湾の干拓に示されますようなそうした干拓事業もそうだと思います。あるいは、世界は米ソの冷戦構造が崩壊した時代でありますから、防衛費につきましても大幅に削減すべきではないでしょうか。 そうしたことを含めまして、時間が参りましたので、最後に決意のほどをお伺いできればと思います。
――――――――――――― 十一月十日 農業基本法の抜本的な改正に関する陳情書外二 件 (第二四号) 新たな食料・農業・農村基本法の制定に関する 陳情書外六件 (第二五 号) 国営諌早湾干拓事業における潮受け堤防排水門 開放反対に関する陳情書外三件 (第二六号) 諌早湾潮受け堤防の排水門開門に関する陳情書 外三件 (第二七号) は本委員会に参考送付された。
それから、諌早湾に象徴されるように、干潟をつぶして干拓事業をやる、しかし農地をつくった場合に果たして買う人がいるんだろうか、そういう問題もある。 ですから、そういうような今社会問題化されている不要不急の大型事業を優先的にカットの対象にするべきであって、生活関連のところまで手をつけて省庁別に一律七%カットするということは、政策決定の場合のやり方に私は間違いがあるんではないかなと思うんです。
別に日本の諌早湾の問題ではないですけれども、計画の前段階できちっとそれに対して対応できるような体制がないということによる弊害の方がはるかに、前回理念の討議をしましたけれども、その理念を実現できない形になるんではないかという心配を私はします。