1953-11-07 第17回国会 衆議院 本会議 第9号
そうして、諸君、この総工費三十二億円という莫大なる工事費のかかる仕事を、当初たつた一億一千万円の会社に対して、長崎総裁がこの工事を請負つたのであります。(拍子)この契約に基いて、長崎総裁は請負業者に対しまして工事を頼んで、そうして進行したのであります。
そうして、諸君、この総工費三十二億円という莫大なる工事費のかかる仕事を、当初たつた一億一千万円の会社に対して、長崎総裁がこの工事を請負つたのであります。(拍子)この契約に基いて、長崎総裁は請負業者に対しまして工事を頼んで、そうして進行したのであります。
でありますから、自分がこれを請負つたのだ、末代までおれの所の会社の名誉のためにもこれはしつかりやるんだというような、そういう責任感を持つた業者というものは、これは一流の業者なら別だけれども、殆んどこれはないのですよ。又そういう連中だから談合もやるわけなんだ。から一つこの問題については十分監督を厳重にして談合の弊を防ぐ、その他関係団体の中間経費も私は成るべく少くしたらいいと思う。
そこで金額の少いようなもの、それから雑品類とか、そういうようなものはむしろ公開を原則にして、大きいものとか、相当大規模なものは、小さいものがそれを請負つたのでは、逆に大きな所え行つてしもうというようなきらいがあるので、そういう点をむしろ逆にするのがいいのじやないかと、こういうことについての院長の御見解を求めたわけであります
そこで各地を当局の御案内によつて調査いたしまして、二日目に天龍川を中心とするところの上伊那郡の辰野町、これは株式会社中村工務店取締役社長中村徳蔵氏の請負工事でありますが、実際の県の設計額が千四百八十七万九千円であり、請負人が請負つたのが千四百三十万円、これらを私以下七人の調査団一行が、特に今工事進行中のもの一箇所を見せていただきたいということを申し込みまして、ただいま申し上げた中村組が県と契約いたしましたるこの
専売局名古屋工場の第一回工事は、株式会社鴻池組が請負い、第二回の建築工事は大成建設株式会社が請負つたのでありまして、昭和二十二年十一月に着工し、二十三年の八月に完成しておるのでありますが、完成後三箇月で、小屋組みにはなはだしい曲りが出まして、小屋組みの補強工事をしなければならぬというようなことになつたのでありまして、これは会計検査院で御指摘の通り、工事の経験に乏しかつたところの変形小屋組みを採用しながら
〔委員長退席、理事溝口三郎君委員長席に着く〕 それから第二点は、この大川筋の工事の内容を見ますと、日本水力工業というのが請負つたのでありますが、そのうち請負契約の範囲外の仕事をやつておりますのが、堀の内の第一開渠とか第二開渠というようなものに対しまして百六十万円というものがこの事業費に含まれておる。
その事件を簡單に申し上げますと、國土建設工業株式会社という会社が利根川の治水工事を請負つたのであります。最初はこの工事は、これは群馬縣佐波郡名和村柴地内の利根州治水工事でありますが、荒砥建設工業が請負つて、國土建設の取締役である前田という人が保証人になつた。ところが荒砥工業は工事を少しやりかけてやめてしまつて、そのあとを國土建設が仕事を引受けた。そして群馬縣の吾妻建設という会社に下請さした。