1998-10-13 第143回国会 衆議院 本会議 第19号 まず、いいかげんな資産査定、つまり、金融機関側は、本来は第三分類に分類されるべき不良債権を第一分類や第二分類に自己査定し、監査法人や金融監督庁がそれにお墨つきを与えるという談合粉飾査定と、有価証券評価に原価法採用を継続する結果、表に出てくる不良債権の要処理額は、銀行経営の健全性を真に担保する水準を百とすれば、せいぜい半分にとどまるのではないでしょうか。 古川元久