1959-12-17 第33回国会 参議院 社会労働委員会 第12号
今プリンシプルとおっしゃいました、そのプリンシプルというものは、どれだけ組合に理解されておるかどうかという判定はだれがするか、調達庁長官自身が勝手に判断をしてこれでいいという問題は、組合と使用者の間に起きてくる問題なんですね。これはだから、そういう点は、今あげましたような問題も、一方的に今年に入ってからそういう問題が起きている、こういうわけです。この実情はどうですか。
今プリンシプルとおっしゃいました、そのプリンシプルというものは、どれだけ組合に理解されておるかどうかという判定はだれがするか、調達庁長官自身が勝手に判断をしてこれでいいという問題は、組合と使用者の間に起きてくる問題なんですね。これはだから、そういう点は、今あげましたような問題も、一方的に今年に入ってからそういう問題が起きている、こういうわけです。この実情はどうですか。
これは調達庁長官が非常に挺身して交渉しておられるときに、調達庁長官自身の熱心な交渉でも容易に解決のめどは立たんじやないか、まあそういうことで、委員会としては国務大臣なり若しくは担当している国務大臣なり、場合によればそれ以上の、それ以上ということは語弊がありますけれども、それより高いレベルの交渉ということも必要じやないか。
そういうときのこの委員会における質疑応答の中では、調達庁長官自身の立場から、できればもう少し高いレベルの、つまり政治折衝というか、外交折衝というか、そういうものも併せてやる必要が考えられるというような、委員会における非公式なお話があつたのであります。まあ今その点が幸いにして、私どもその成果については必ずしも十全の期待を持つているわけではございませんが、一応とにかく折衝が行われております。