1961-02-15 第38回国会 参議院 決算委員会 第5号
調達庁本部はもっと機構的に各部局の在庫品なりその他の実態を把握できるような機構にしなければいかぬと思うのですが……。
調達庁本部はもっと機構的に各部局の在庫品なりその他の実態を把握できるような機構にしなければいかぬと思うのですが……。
その際に調達庁の方の答弁では、宝島の測量実施については調達庁本部としては何も聞いていない、また日米合同委員会でも取り上げられたことはない、ただ以前に通信基地としてアメリカから要求されたことはある、これはごく要点を申し上げるのでありますが、大体このような答弁があったと私は聞いておるのであります。もしそうであるとするならば、これは非常に私は重大な問題であると思うのであります。
そこで私は調達庁本部にきのうも申し上げたのですが、各三幕僚監部で在庫品の把握が的確にいってないから、発注するときにダブって発注する場合がある。在庫品の数量、現状というものを中央本部で把握しているのかどうかと伺いましたところが、たとえば陸幕から海幕に、お前の方にこれがあるかという直接の照会をして、あるものは融通し合っているという御答弁だった。
ただいまの被服費につきましても具体的に七万着を購入するから予算を配付してもらいたいという場合に、防衛庁といたしましては大蔵大臣の承認を求めまして、その上で承認を得ましてから防衛庁長官は調達庁本部に七万着の予算の示達をいたすわけであります。