2019-11-05 第200回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
ダム技術者の私としては非科学的な指摘で全く驚くばかりでございますけれども、資料の十二に八ツ場ダムの洪水調節計画を載せてございますけれども、洪水調節容量が約六千五百万立方メートルあり、今回のような洪水がダム湖に流入してきても、毎秒二百トンという一定量の放流を行いながら貯留をするという計画どおりの操作をすることにより、所定の効果を上げたということが明らかだというふうに私は思います。
ダム技術者の私としては非科学的な指摘で全く驚くばかりでございますけれども、資料の十二に八ツ場ダムの洪水調節計画を載せてございますけれども、洪水調節容量が約六千五百万立方メートルあり、今回のような洪水がダム湖に流入してきても、毎秒二百トンという一定量の放流を行いながら貯留をするという計画どおりの操作をすることにより、所定の効果を上げたということが明らかだというふうに私は思います。
○三沢政府参考人 川辺川ダムの事業計画におきましては、洪水調節計画、流水の正常な機能の維持それから利水計画、この三つが記述されております。そのうち、利水計画として、かんがい用水計画及び発電計画の二点が示されております。
第一は、洪水調節でございまして、昭和三十八年、三十九年、昭和四十年と三カ年連続して球磨川水系に大きな洪水がございまして、死者六十一名、家屋の損壊千六百戸以上、床上浸水四千八百戸以上の被害が出まして、それを契機にして川辺川ダムの洪水調節計画が定められました。具体的に申しますと、ダム地点で三千五百二十トン毎秒流入洪水したうち、ダムで三千三百二十毎秒立方メートルを貯留いたします。
○志水説明員 先生先ほどお尋ねの件につきましては、丸山ダムの洪水調節計画と申しますのは、常時満水位百七十九・八メートルから上、洪水時満水位標高百八十八・三メートルまでの容量二千十七万トンございますが、この容量を利用いたしまして、ダム地点におきます計画高水流量毎秒六千六百立方メートルを毎秒一千八百立方メートル調節をいたしまして、下流の水害を軽減しようというものでございます。
○井上(章)政府委員 丸山ダムにつきましては、御調査いただいたわけでございますが、この丸山ダムの洪水調節計画といいますのは、ダム地点における計画高水流量毎秒六千六百立方メーターのうち毎秒千八百立方メーターを調節して下流の洪水による水害を軽減しようというものでございます。
○井上(章)政府委員 これは洪水調節ダムの本質的な問題でございますが、多くのダムがありますときのそれぞれのダムの洪水調節計画は、おのおののダムが一体となって下流に十分な調節の効果が発揮されるように計画されるものでございます。そして、ダムの洪水時における運用につきましても、この計画に基づいて各ダムで定められております操作規則に従って操作するという建前になっております。
そういった背景のもとで、その上流ダムの洪水調節の一つの重要な役割りを受け持ちます八ツ場ダムの洪水調節計画でございますが、これはダム地点におきます計画洪水流量三千九百立方メートル毎秒のうち、二千四百立方メートル毎秒の洪水調節を行い、吾妻川下流の洪水流量の低減はもちろん図るとともに、利根川上流の既設ダム群の洪水調節と相まちまして、利根川本川の洪水流量を低減させ、利根川治水の万金を期したいという目的を持つものでございます
先生御指摘のように、利根川水系のダムの治水費の地方負担割合は、昭和二十四年に決定されました利根川改定改修計画をもとに、利根川水系の洪水調節計画の規模、効果等を考慮して関係都県とも意見調整した上で定めたものであります。しかしながら、その後の流域の変化等によりまして流出の形態が変わって、同じ雨に対しまして現在は相当大きな洪水になるというおそれもありまして、現在治水対策を積極的に進める必要があります。
この苫田ダムは、先生いまおっしゃいますように、治水上はこの洪水調節計画をやらなければ安全度は確保できないダムでございますので、何としてもこのダムを必要とするわけでございますけれども、このダムを建設することによりまして、奥津町を中心として水没戸数が四百七十戸ということで、非常に多数の水没戸数があるわけでございます。
それで、先生いまおっしゃいました予備放流水位の件でございますけれども、予備放流水位につきましては、古い時代の操作規則におきましては、洪水警戒体制をとったときは、洪水の規模を予測して洪水調節計画を立て予備放流水位を定めることとされておりまして、計画規模の洪水が予測された場合に限りまして予備放流水位の最低限度まで下げ得るものとされておったというふうに、先生おっしゃるように下限水位的な考えがあった。
そういう被害の実態であるとか、あるいは今後河川改修の基本となる基本高水、これをどんなふうに決めたらいいかという問題、それから第三は、あそこに鏡川のダムがございますが、これは多目的ダムでございますが、多目的ダムによる洪水調節計画を再検討する必要があるんじゃないか、ではどんなふうにすればいいだろうかというふうなこと、それからさらに鏡川の下流の河道の改修の計画でございますが、これをどんなふうに計画をして、
そこで申し上げますけれども、私この規則を見てみまして、第四章の洪水調節等というところの条項を読んでみますと、第十三条の第三項に、「洪水調節計画を立て、予備放流水位を定めること」、そして予測しなきゃならないということが第一項にある。そして第十五条に、その予測のもとにその放水量というものをきめていくということになっておるわけであります。
言うまでもなく、政府の公債発行は何ら長期的な資金調節計画に基づくものではなく、結局は日銀券の増発に終始していることは明瞭であって、政府みずから財政破綻の墓穴を掘っておるといっても過言ではありません。 以上のごとく、政府は、税制、物価対策及び公債政策を抜本的に再検討し、国民の期待にこたえ得る対策をすみやかに樹立すべきであると思うのであります。
言うまでもなく、政府の公債発行は、何ら長期的な資金調節計画に基づくものではなく、結局は、日銀券の増発に終始していることは明瞭であって、政府みずから財政破局の墓穴を掘っていると言っても誤りではありません。 以上のごとき事情からして、政府は、税制、物価対策及び公債政策を抜本的に再検討し、国民の期待にこたえ得る対策を樹立すべきであります。
これもいま鋭意工事を施行中でございまして、ただいま大臣が申されました渡良瀬遊水地の三千町歩の具体的な調節計画を立てまして施行いたしております。さらにそれから江戸川におりまして、江戸川で約五千トンを分配いたします。そして江戸川は五千トンの高水流量で改修をいま実施中でございます。
そのうち六百五十トンをカットいたしまして六百五十トンを放流するというのが、既往の高水に基づく調節計画であります。したがって、操作規則につきましては、そういうぐあいに目的に合うようにきめてあるというふうに考えます。今回の災害を見てみますと、ダム地点におきましては約千トンぐらいの高水であります。したがって、計画よりも小さい高水だと考えられます。
と申しますのは、この治水計画を進めると同時に、洪水防止調節計画も抜本的にきめておかないと、画竜点購を欠くような結果になるわけです。具体的な問題は大久保委員の報告された通りなんです。たとえば直轄河川である千歳川の問題、江別川の問題がある。これは石狩川自体が河床が高くなっている。そして六十ミリくらいの雨でもたんぼに湛水する。そして水がはけて何でもなくなったころに、石狩川の方が増水してそれが逆流する。
美和ダムにつきましても、大正二年ですか、ともかくできるだけ古い資料を集めまして、その洪水に対処するような洪水調節計画、こういうものを作ってやっていたわけでございますが、今回の雨量はそれのほとんど二倍になるというような大豪雨でございまして、そういうような豪雨が参りました際には、従来の計画も十分には発揮できなかった、こういう現状でございます。
それから、それに対しまして日田工事事務所の岡島工務課長が、技術的な洪水調節計画の必要性の具体的な説明をいたしました。それから昭和三十一年八月頃から十月末までの地形測量の際に、稲穂を損傷し、それから樹木伐採等の補償について議論がたくさん出ました。測量員の態度に対しまして非難も、そのときはありました。
そういたします場合に、一万足らずの移民政策や、あるいは具体的に産児調節、計画産児等を進める場合でも、そう急激にはできない。そこで、何といっても国内における未開発地域の開発によって人口をさらに受け入れる方策を、政府は強力に講ずる必要があるのではなかろうか。そのことはあえて私が今さら申し上げるまでもなく、戦後の歴代内閣が、日本のただ一つ残された宝庫である北海道の総合開発を強調されておる。