1996-04-09 第136回国会 衆議院 予算委員会 第28号
このダムは大変ユニークなダムでございまして、洪水調節ダムというので、一番上の高いところに、水がだんだん不足してくれば上へ上へとダムをつくっていくわけです。それで上の方のダムに水がたまったものを次のダムにおろしてためる、またおろしてためて、一番下の福地ダムにたっぷり水をためて南に水を送るというこういうタイプのダムであります。
このダムは大変ユニークなダムでございまして、洪水調節ダムというので、一番上の高いところに、水がだんだん不足してくれば上へ上へとダムをつくっていくわけです。それで上の方のダムに水がたまったものを次のダムにおろしてためる、またおろしてためて、一番下の福地ダムにたっぷり水をためて南に水を送るというこういうタイプのダムであります。
と同時に、浜田川の上流に洪水調節ダムの建設をぜひお願いしたいということで、地元からも強い要望があるわけでございます。これは建設省の開発課の方で対応されるようでございますが、お考え方を聞かしていただきたい。
○井上(章)政府委員 これは洪水調節ダムの本質的な問題でございますが、多くのダムがありますときのそれぞれのダムの洪水調節計画は、おのおののダムが一体となって下流に十分な調節の効果が発揮されるように計画されるものでございます。そして、ダムの洪水時における運用につきましても、この計画に基づいて各ダムで定められております操作規則に従って操作するという建前になっております。
御所ダムは雫石川に建設されており、北上水系の洪水調節ダム群の一つとして洪水調節のほか水道用水、灌漑用水の開発、発電をあわせ目的とする多目的ダムであります。四十四年に着工し、現在ほぼ完成して湛水を開始しておりますが、本ダムの特徴は、特有な地質のため中央から右岸をコンクリート重力式、左岸をロックフィルによる複合ダムとなっていることであります。
そういうことで、洪水の調節ダムあるいは治水対策等、それと太平洋に抜ける放水路について、何年も前からそういった問題が起きておるということを聞いております。今次の農業災害でも千三百億か千五、六百億だそうでございます。
上流に調節ダムができるということだけでは、さっき申し上げたような問題との関連もありまして、なかなか納得し得ない状況も生まれるわけです。特にこの亀岡市にお住まいの方々が、保津川下りという遊船をこいで仕事をしておられる関係もありまして、この問題については非常に関心が強いわけです。
したがいまして、この河川につきまして抜本的な治水対策を立てる必要があるということで、昭和四十八年三月に工事実施基本計画を改定いたしまして、下流部の治水対策を一層安全度を上げたものにするとともに、上流部には苫田ダム等による洪水調節ダム計画というものを含めました計画を定めたわけでございます。
計画では、基準地点大洋で計画高水流量三千六百トンを五千百トンとするもので、高水処理の施設計画としては、斐伊川及び神戸川に洪水調節ダムの建設と、斐伊川中流部左岸から神戸川右岸に至る放水路の開削のための調査を計画しております。
そういう面において、たとえばああいう盛り土だけの堤防だけじゃなくて、コンクリート壁その他によるしっかりした護岸工事をやるとか、あるいは川床のしゅんせつをやるとか、あるいはそれに伴って中小河川の改修もやるとか、あるいは洪水調節ダムをつくるとか、いろいろ総合的に計画を立てて、この災害の復旧を機に長良川の堤防そのもの、あるいは長良川の川の流れそのものを調節しなければいけないのじゃないか。
この堆砂率の問題ですね、これは建設省から、ひとつどうお考えになるのか伺いたいし、それからもう一つは、これは洪水調節ダムのようですから、このダムの上流に相当の大雨が降った、洪水がやってくる、そうなれば当然放水をやるわけですね。放水をやりますと、放水口は溢流堤よりずっと低いですから、放水時に砒素を含んだあの堆積物を一緒に流してしまう危険性もあると思うのです。
河川災害を防止するための根本対策としては、災害の実状に即した河川改修や洪水調節ダムの建設等治水対策の推進が必要であるが、洪水時におけるダム操作の重要性にかんがみ、政府は次の事項について措置を講ずるべきである。 一、河川の工事実施基本計画を必要に応じ、適時改訂し、実状に即した河川改修を実施するとともに既設のダムについて安全性の確認を急ぐこと。
したがって、実情に即するならば、やはり洪水調節ダムあるいは利水専用ダムの治水への期待という面でも、いわゆる洪水期、六月から九月まで全部とは申しませんけれども、かなり前の段階から、台風が来たりあるいは梅雨前線があばれることがわかっていたら、その直前ではなくて、予報の精度からいって相当前の段階から、ダムの水位を現在普通考えられているよりも下げなければ、実質的な効果はあがらない。
洪水調節ダム、利水専用ダム、それぞれ役割りが違いますので、同一には論じられませんが、たとえば洪水調節を主体とする多目的ダムに限りましても、ダムによる洪水調節機能というものには一定の限界がある。しかも、その限界は、どうも一般が考えられておるよりもずっと小さいものである。逆に言いますと、私たちが考えるよりも一般の期待が大き過ぎるということを感じます。
第二は、「下流部の被害を防止するために上流において洪水調節ダムを検討する必要がある。」この件につきましては、現存予備調査中でございます。 第三点は、「復旧工事は改良復旧をする必要がある。」このことに対しましては、現在実施中でございます。 第四点、「工事を促進するために直轄区間の延長を検討する必要がある。」
新全総の中においては、霞ケ浦を調節ダムとして使う、あるいは信濃川の水を利用する、富士川の水を遠く首都圏のほうに導入するというような一応の構想のもとに新全総というものはつくられておるわけです。
そういう点については、これはあとで河川局のほうから十分お伺いしますが、今後、たとえば滝の上、これは電発さんのほうの関係ですか、滝の上にいわゆる調節ダムが一つ計画されておる、こういうようなこともありますが、あの水系の中で、東北か、あるいはまた電発さんかわかりませんよ、そういうような貯水の計画はあるのですか。洪水調節のための計画はございますか。
この六千万トンの調節ダムができなければ只見川の根本的な洪水対策はできない、だから、今後そういう立場に立ちながら検討していく、こういう理解でいいんですね。どうですか。
確かに現在の大河川の復旧その他、これは建設省御所管でございますから、そういう面でますます充実した姿で実施されていることが一つの理由であろうと思いますが、さらに、洪水の調節ダムというようなものの建設の中でこれらが進められておるというところに、非常に大きな原因があろうかというふうに推察をいたしている次第でございます。
○工藤委員 そこで、この洪水調節ダムの建設について、特に近ごろ代表的といわれます幾つかの防災ダムがあるわけでありますが、この洪水調節のダムの建設によって、大河川の災害の減少ということがその最も主たる原因だろうと私も思うわけでありまして、もちろんこの災害というものは、そういった洪水調節ダムをつくるということ、河川の改修が行なわれること、こういうことが直接的な災害を防止していくたいへん重要な要素だということは
あるいはまた、その水がいわゆる電力発電用のダムでありまして、あるいはかんがいダムあるいは洪水調節ダム、いろいろな機能を持っております。この辺のダムの操作でありますとか、あるいはそういった被害状況の判定の問題というものでずいぶん苦しんだのでございますが、そういうことに関しましても、全くお話しのようにこれは実は非常にむずかしい問題でございます。
利根川の現計画におきましては、先生御承知と思いますが、八斗島という基準の地点がございまして、その地点におきまして毎秒一万七千立方メートルということを基準にして計画を進めているわけでございまして、一部上流で洪水調節をし、一部余った水を下流の堤防によって移せるというような洪水調節、ダムによる洪水調節と、下流における堤防等による砂防改修と組み合わせて計画を進めておるわけでございます。
それからもう一つは、あの地帯の河川を大幅に広げるということはきわめて困難であろう、と同時に、河川堤防を膨大なものをつくることも困難であろう、したがって、上流地域に防災的な調節ダムをつくるということをさらにつけ加えて検討を進めたい、かように考えておるわけでございます。 それから、救農土木の問題については、先ほども具体的のお話がありましたから申し上げておきますが、国道七号線が非常に低うございます。
そこで、その際は、天竜の佐久間ダムは調節ダムでありませんけれども、あれほどの規模を持っておるダムでありますから、ある程度の調整能力を持っておる、こういう技術的な説明があったわけであります。