2007-05-11 第166回国会 衆議院 法務委員会 第15号
例えば調活費問題で、判決は調活費があったということを認めていますよ。それで三井環さんは捕まった。これなんかも、では調活費をどう使ったかも明らかになっていない、国民に。ここなんかは、ぜひとも長勢大臣にお考えおきをいただきたい。 そして大臣、私は、この国策捜査で問題にしたいのは、私の秘書に佐藤玲子というのがいました。これは平成十四年の七月二十三日に逮捕されたんですよ。うちの一事務員です。
例えば調活費問題で、判決は調活費があったということを認めていますよ。それで三井環さんは捕まった。これなんかも、では調活費をどう使ったかも明らかになっていない、国民に。ここなんかは、ぜひとも長勢大臣にお考えおきをいただきたい。 そして大臣、私は、この国策捜査で問題にしたいのは、私の秘書に佐藤玲子というのがいました。これは平成十四年の七月二十三日に逮捕されたんですよ。うちの一事務員です。
それでも、この三井氏が指摘をしようとした調活費の疑いというのは出てきた。そして、大阪地裁ですかの判決にもやはり指摘をされるようになった。ということは、最高検だけでは、調活費の適正な執行を信じてはいけないということを示しているんじゃないんですか。それだけを信じて、いいんだというのであれば、これは大臣、やはりそれは信じちゃいけないことを信じているということになりますよ。
○大林政府参考人 調活費というのはいろいろな使い方をされるのだろうと思いますが、訟務ではそのようなことはないというふうに聞いております。
○保坂(展)委員 どうもこの調活費の話を聞いていくと、円滑という言葉が出るんですね。私は、これは潤滑費ではないかと思っているんですよね。コミュニケーションを潤滑にして部内の意見をまとめたりとか、いろいろ対外的にもあるかもしれない、役所同士もあるかもしれない。法務本省で、調活費の使途の中で、情報提供者も含めて飲食を伴う会合ということは一般論としてはあり得るわけですね。これは官房長に聞きます。
○保坂(展)委員 調活費の問題に移りたいと思います。 先日、この委員会でやりとりをしまして、調活費については、検察庁あるいは公安調査庁のかなり大きな金額の調活費、検察の方は大分減額をされてぐっと減っていますけれども、これについての問題もさることながら、法務本省、例えば刑事局においても、驚いたのは訟務関係、こちらが調活費を使っていたということが先日明らかになりました。
○河村(た)委員 それでは、一番最初は、また同じことになるかわかりませんが、調活費というものですね、これをちょっと。これは後で木島さんが詳しい資料を出すそうで、そちらの方が詳しいと思うけれども。 これは本当に、何か情報収集したんだけれども、どこにファイルしてあるんですか、まず。刑務所なり矯正管区なりが情報収集した、どこの机の上に置いてあって、どうやって整理されておるんですか。どこにあるんですか。
それは矯正管区の、とりあえず矯正局の調活費を今やっていますけれどもね。何ですか、ばらばらに集めて、話す機会もないの、それじゃ。みんなで集まって、どういう話であったとか。会議はないんですか、まず、そもそも。
○保坂(展)委員 初めて刑事局にも調活費があるというのを知ったわけですけれども、官房長、この平成十年度の法務本省三千八十六万何がしかの調活費の各部局ごとの内訳を答弁していただけますか。どのぐらいの配分でそれぞれの局に割り当てられていたのか。
○保坂(展)委員 今答弁していただいたように、九八年当時は、法務本省で三千八十六万円の調活費があったと。 刑事局長に伺いますが、刑事局にも調活費というのはあるんですよね。
○保坂(展)委員 検察庁の調活費問題も先ほど同僚議員から問題になりましたけれども、刑事局長、法務省の刑事局の調活費というのは何に使うんですか。
ここは総理も御存じだと思いますが、検察の調査活動費、いわゆる調活費という問題で、現職の検察官がインタビュー直前に逮捕されて、これは口封じ逮捕じゃないかというふうなことも言われたことがあります。
そこで、本件に絡んでのもう一つの問題である、検察の調査活動費、調活費ですけれども、三井元検事は、これもまた非常に特異だと思うんですけれども、盛んにマスコミにリークしたり、あるいは自分が告発状まで起案をして、四国のある新聞社の社長から特定の検察官を告発したり、これを調活費の不正流用などということでやっているんですね。
○平野貞夫君 率直に言いまして、大臣は、たしか調活費の使用については適正にやったということを何度も答弁された。そう言っていて、再発防止策というのを出された。これもちょっと勘ぐれば、適正にやっているんだったら再発防止策なんか要らないじゃないかということも言えないわけでもない。それから、この処分の時期も問題で、私は三井さんというのを個人的に知りませんが、元々そういう素質があったと思うんですよ。
もう一つ聞くんですが、じゃ、その調活費の概算要求とそれから実際の予算額、平成十年と平成十一年はどういうふうになっていますか。
前回の質疑のときには、いわゆる調活費の流用問題というのは否定もされまして、そして平成十年にピークになって以降下がっていくと。これは流用の告発とは無関係だということでありました。私は全く納得できる答弁ではなかったんですが、改めて聞くんですが、公安事件の通常受理人数というのは、平成七年から十二年までどういうふうに推移をしていますか。
○井上哲士君 前回の答弁のときには、この調活費の減額について、公安事件、この公安の犯罪情勢、これが落ち着いてきたからこの調査方法も変わり、減額をしたと、こういう答弁でありました。しかし、今の数にありますように、公安事件の通常受理人数というのは七年から九年に掛けては減っていますけれども、むしろ十年、十一年は増えているんですね。
検察当局は、三井検事が当日、テレビインタビューの予定があることは知らなかったということですが、そのテレビインタビューだけではなくて、三井検事が検察首脳の調活費の問題についてマスコミにいろいろ情報を提供していたとか、そうした日ごろのことについてはどの程度把握していたんでしょうか。
○小川敏夫君 法務大臣にお尋ねしますが、今回、三井検事の強制捜査に当たりまして、直前に事前の報告があったと思うんですが、この三井検事に関しては、調活費の不正問題ということについて彼がいろいろ動いているということについての報告まで受けましたでしょうか。
○小川敏夫君 その逮捕の直前について、検事を逮捕する際に、当該検事がそうした調活費の問題について取り上げている人物であるということについては、その時点では報告を受けたわけですか。