1999-09-09 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
全国で計画をしていて、いわゆる工事が始まるまでの間、さまざまな事業で調査費調査費で次の年に向かっていく事業がたくさんあると思います。その調査費を中心としたダムの計画が実施に移されるまでの予算の支出、このことを政治的にあるいは決算的立場からどのように評価しておられるのか。
全国で計画をしていて、いわゆる工事が始まるまでの間、さまざまな事業で調査費調査費で次の年に向かっていく事業がたくさんあると思います。その調査費を中心としたダムの計画が実施に移されるまでの予算の支出、このことを政治的にあるいは決算的立場からどのように評価しておられるのか。
この初年度にいたしましてもいろいろなことを言いながら、毎年毎年二十五億は調査費、調査費でなくなってしまって実質的に何もないんだというようなことでは、せっかく五百億拠出をしていただいても、これは生かされていかないのではないか。こういうところにもきめの細かい行政はやはり必要ではないか。
そういう意味で、行橋バイパス等についても、過去五年出調査費調査費で一千万円ずつ来て、先ほどのお話でも約六千万円近いお金が一応予算に上がってきている。それが実際に実施計画の中に入って使われれば、ある程度中心ぐいを打ったり測量等もできて、買収等もできるような形が進められていたのではないか。そういう全体の中で曽根やら苅田、行橋、こういった関係の中で使えたのじゃないか。
○国務大臣(福田赳夫君) まあ三百万円の調査費を組む、各省に調査費、調査費とたくさんありますけれどもね、これは大蔵大臣までその調査費の計上について判断を求められるというような性格じゃないんです。これは大体まあ各省間の折衝で決められると、こういうような性質のものでありまして、恐らくその初期の調査費三百万円というものもそういう事務当局間の折衝で決められたんじゃないか、そんなふうに感じます。
この児童手当制度の問題については、いまの厚生省の態度は、昭和四十三年度を目途にして云々、こういうことで、調査費調査費ということでだいぶ調査に手間どっておるという実情にあるのでありますが、これは調査に時間がかかるというのではなくて、政府が本来の意味での児童手当制度を制定する意思がない、こう断定されてもやむを得ないのではないか。
それから、これは会計課長か総務課長から伺いたいのですが、この予算書を見ますと、まことに調査費、調査費というのが多い。どこを見ても調査費なのですが、こういうのは一体どうなんです。厚生省には何人かの公務員がいて、それぞれの仕事を毎日やっている。これらの人が月給を取って、その月給の範囲内でこういう調査をすればいいと思うのです。もちろん出張した旅費は別ですが、あんまり調査費というのが多いと思うのです。