1954-12-04 第20回国会 衆議院 図書館運営委員会 第1号
第一のものは、この図書館は国会の御要望に応じて必要な資料を調査するということであり、つまり調査立法考査業務というものが中心になっております。
第一のものは、この図書館は国会の御要望に応じて必要な資料を調査するということであり、つまり調査立法考査業務というものが中心になっております。
○青木委員 調査立法考査業務の拡充の問題ですが、私は一、二やっかいになりましたので、非常に大賛成であります。明年度八十名の増員、これは実際問題として特にどの部門に要求があるというようなことで、どこか重点的に拡充なさるのですか。それとも全般的に拡充なさるのですか。
元来図書館は国会で必要な調査立法考査業務というものを非常に重大視しておるのでございまして、曾つて五年くらい前になりまするか、委員会及び本会議等におきましてその調査立法考査業務を拡充しなければならない、こういうようなふうの御決定もあつたように存じております。それは議員団がアメリカなどを御覧になりましたときの結論であつたと思つております。
その一つの例として、特に議会にとつて国会図書館が一番役に立つ調査立法考査業務というものでありますが、これについては図書館のほうからも資料が配付されておりますが、大体現在国会図書館の蔵書はおよそ七十万程度に過ぎないのじやないかと思つております。で、それだけで以ては国会議員が両院において立法活動せられるのに到底不十分たる非難を免かれない。
先ず第一が調査立法考査業務の拡充であります。
先ほど御説明を私はちよつと抜かしてしまいましたが、今回図書館で三つの重点を以ちまして、調査立法考査事務というものの拡充が一つと、それから建築費というものが一つと、PBリポートに関するものが一つと、こういう三つを申上げましたが、そのうち建築費の問題と調査立法考査業務の拡充につきましては、今までたびたび図書館運営委員会に情勢を述べまして、或る程度の御支持を得ておるのでありまするが、これは今後とも格別の御支持