2002-03-08 第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
その結果を昭和六十年の三月にいただきましたが、PCDD及びPCDFは人工有機物質の中で極めて毒性の高い化合物と言われているという報告を受けて、同じ年、昭和六十年の五月に全国の自治体に向けましてダイオキシン類の類似化合物も含めて測定を目的とした調査検体採取の依頼を行っております。
その結果を昭和六十年の三月にいただきましたが、PCDD及びPCDFは人工有機物質の中で極めて毒性の高い化合物と言われているという報告を受けて、同じ年、昭和六十年の五月に全国の自治体に向けましてダイオキシン類の類似化合物も含めて測定を目的とした調査検体採取の依頼を行っております。
環境庁にかかわるものとしては、土壌とか大気、水などの検体の採取はすべて終了いたしまして、検査機関に持ち込み、測定のための濃縮と抽出の作業に入っており、また厚生省、農林水産省の調査検体も採取は終了いたしたと聞いております。同様に測定のための前処理に既に入っておると聞いておるところでございます。
また、厚生省、農林水産省の調査検体も採取は終了いたしまして、同様の測定のための前処理に入っておると聞いておるところであります。このように調査にかかわる作業は順調に進んでいると聞いておりますが、いずれにいたしましても、三月中に結果を公表して消費者や生産者に安心と安全を与えていかなければならない、こう思っておるところであります。
しかし、九水域が非常に膨大な調査検体になるわけでございまして、第三者の委託というものも、そのほうに大部分がさかれますので、勢い来年の三月末ぐらいになるであろう。こういうように考えておるわけでございます。
その内容は、水質、底質、魚介類、プランクトン、土壌、農作物、海象、流況、それから水銀取り扱い工場等でございまして、調査検体並びに調査項目は、有明海、八代海につきましては一万二百検体、六万七千項目に及んでおり、全国につきましては二万八千検体、九万八千項目に及んでおります。
○荒勝政府委員 昨年の年末、十二月に調査いたしました結果を発表してからあと、二月、三月と二カ月間かかりまして、全国の十四水域につきまして、魚だけで調査検体二千二百七十三検体の調査を進めたわけでありますが、その分析あるいは整理ということで、大体三月末までにその調査を終えたのですが、整理とかいろいろな都合で、大体四月一ぱいでおおむね私たちのほうとしては整理はできた次第でございます。
これを取りまとめまして、たしか昨年の六月か七月でございましたが、結果を御報告申し上げたわけでございますけれども、もちろん調査の時期、あるいは調査の時点等の関係もございまして、これをもって一義的に判断することはいささか問題もあるわけでございますけれども、この調査によります限りにおきましては、水産できめておりますところの環境基準に適合しない調査検体が河川では七・四%、湖沼では三〇・六%、海域では一三・二
これの具体的な中身でございますが、水産にかかる環境基準に適合しないという調査検体が河川で七・四%、湖沼では三〇・六%、海域では一三・二%ということになっておりまして、まあ、これは全部ではございませんから、かなり幅広くやったわけでございますけれども、全国の地図の上に落して、こういった状況になっておるというところまでは、実はつかんでおりません。
さらに要観察地域の最低条件となっている〇・四PPM以上の汚染田が三三%にのぼっている、これは調査検体ですね。そうしますと、汚染水田というのは約半数ということになるわけですが、いま水口とか、そこによって違うと言われましたが、結局地域住民の不安は、あっちがどれだけ出た、こっちがどれだけ出たというばらばらな調査では困るわけですね。