1990-04-19 第118回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
○土肥委員 承知していらっしゃらないということは、そうすると、例えば佐賀県の唐津に既に現地事務所ができていて、調査斜坑を掘削中である、そして第二期工事に入っているとまで書いてあるわけです。そして、私のところにあります資料にはその事務所の写真まで出ているわけであります。佐賀県の唐津市に事務所が置かれて、一九八三年二月五日には事務所が新築されたというふうに書いてあります。
○土肥委員 承知していらっしゃらないということは、そうすると、例えば佐賀県の唐津に既に現地事務所ができていて、調査斜坑を掘削中である、そして第二期工事に入っているとまで書いてあるわけです。そして、私のところにあります資料にはその事務所の写真まで出ているわけであります。佐賀県の唐津市に事務所が置かれて、一九八三年二月五日には事務所が新築されたというふうに書いてあります。
○増川政府委員 現在試掘をやっております青函トンネルの件でございますが、青函トンネルの試掘調査は、北海道の吉岡方におきましては昭和三十九年五月、それから本州方の龍飛におきましては昭和四十一年三月に、日本鉄道建設公団の直轄によりまして調査斜坑の試さくに手をつけたわけでございます。吉岡方におきましては、昨年の三月に斜坑底に到達いたしまして、その距離が千二百十メートルでございます。
この調査工事は、海底の地質、断層の状態を調べるために行なうもので、本州側は千三百三十五メートル、北海道側は千二百十メートルの調査斜坑を掘さくし、その斜坑底から、海峡の中央部に向かって、本州側では約三千メートル、北海道側では約五千四百メートルの調査水平坑を掘さくしようとするもので、昭和四十三年度までに完了する計画であります。
私どもは、八月十六日松前郡福島町吉岡にある青函トンネル調査事務所をたずね、説明を聞くとともに、調査斜坑を見てまいりました。青函トンネルは、海底部の延長二十二キロメートル、陸上の取り付け部十四・四キロメートル、合計三十六・四キロメートルで、その規模においていまだ世界にその例を見ないもので、計画中のものとしてはドーバー海峡の海底トンネルに匹敵するのであります。
御承知のように、福島町におきまして日本鉄道建設公団は三十九年四月から調査斜坑の掘さく工事に着手いたしまして、現在百メートル程度掘り進んでおるわけでございますが、工事のために、必要な土地として約九千八百坪ということを見込んでおります。