1948-06-10 第2回国会 衆議院 農林委員会 第16号
ただいま委員長からもお話のように、六月の七日に本員会において、農林行政一般に関し、國政調査の過程にあるが、特に米價に関し別紙の通り決議を行つたという御報告がありまして、その決議の内容は、御承知の通り政府は今回物價体系の補正に伴い、二十二年度産米の價格の調整を企図しているが、農林委員会は調整金処分につき、左記理由により、その全額を供出農家に交付するよう、各派共同提案によつて、院議をもつて決議せられんことを
ただいま委員長からもお話のように、六月の七日に本員会において、農林行政一般に関し、國政調査の過程にあるが、特に米價に関し別紙の通り決議を行つたという御報告がありまして、その決議の内容は、御承知の通り政府は今回物價体系の補正に伴い、二十二年度産米の價格の調整を企図しているが、農林委員会は調整金処分につき、左記理由により、その全額を供出農家に交付するよう、各派共同提案によつて、院議をもつて決議せられんことを
決 議 政府は今回物價体系の補正に伴い二十二年産米價格の調整を企図しているが、農林常任委員会は調整金処分につき左記理由に基き、その金額を供出農家に交付するよう、各派共同提案により院議を以て決議せられんことを決議し、これが措置を講ずる。 理 由 一、現行供出方法は法的措置を背景にした責任供出制度に基き、制約された期限付提出が行われているので、之が調整金の交付はきわめて当然である。