1957-02-05 第26回国会 参議院 商工委員会 第2号
秋葉発電所は、天龍川本流を利用し、佐久間発電所で負荷に応じて調整放流する川の流量を下流の遠州平野の海溝、治水に悪影響を与えないように正常な河川の流量に戻すことを目的とする、いわゆる逆調整発電所であって、佐久間発電計画の一環をなすものであります。従って秋葉発電所の完成によって、佐久間発電所の完全な利用ができるのであります。
秋葉発電所は、天龍川本流を利用し、佐久間発電所で負荷に応じて調整放流する川の流量を下流の遠州平野の海溝、治水に悪影響を与えないように正常な河川の流量に戻すことを目的とする、いわゆる逆調整発電所であって、佐久間発電計画の一環をなすものであります。従って秋葉発電所の完成によって、佐久間発電所の完全な利用ができるのであります。
秋葉発電所は、佐久間発電所で調整放流する川の流量を正常な河川の流量に復帰せしめることを目的とするいわゆる逆調整発電所でありまして、佐久間発電計画の一環をなすものであります。
これらの問題に関しましては実は御承知かと存じますけれども、木曽川の今渡の調整ダム、調整発電所がございます。これなどにつきましては或いは両県に跨がつておりますので、岐阜それから愛知の両県の関係者、それから発電会社、それから下流の水利組合とで水調整委員会というような委員会を作りまして、実は現実にその利害が相反しないようにその委員会で根本方針をきめる。
個々の発電所で集計いたしました場合には、特定の調整発電所のものは外しておりますけれども、その影響が若干一般の流込式の発電所に出るわけであります。そういう意味におきまして、どうしても二、三%或いは多いときには五%とか、若干の食違いがあることは免れないのであります。その数字として御了解願います。