1953-08-18 第16回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号
そこで中間機関の府県という単位のものに総合調整、均衡化というものを責任を持たしてやりますることが、地方全体といたしましては、均衡のとれた総合的な発展が期待できるという考え方を以て臨んでおるわけでございます。さように事務の再配分を行い、又府県、市町村の性格に即応いたしましたところの再配分が行われまして、それに伴いまするところのいわゆる財政規模が国と地方に適正に配分されなければならんのであります。
そこで中間機関の府県という単位のものに総合調整、均衡化というものを責任を持たしてやりますることが、地方全体といたしましては、均衡のとれた総合的な発展が期待できるという考え方を以て臨んでおるわけでございます。さように事務の再配分を行い、又府県、市町村の性格に即応いたしましたところの再配分が行われまして、それに伴いまするところのいわゆる財政規模が国と地方に適正に配分されなければならんのであります。
そこで何とか都市の輸送力を増強し、併せてその間の調整均衡化を図りまして、鉄道、軌道、自動車がおのおのその分野において十分に使命を果して、而もその間に摩擦なき調整された、均衡化された状態を作り出す必要があると思うのでありまして、これは戦前に行われた都市交通調整とは別個の、もつとより高度の角度から調整均衡化を図りたいと思つておるのであります。
都市の輸送力はどんどんとふえて参りまして、特に自動車においては、都心部においてごらんになりますような非常な混乱状態を来しておりますので、各種輸送機関、たとえば国鉄電車であるとか、路面電車、あるいは郊外電鉄に対して、バスあるいはトラックをどういうふうに調整して、相互の均衡のある発達をはかるかということは重大問題でありますので、来年度においても予算にも計上することをお願いして、この調整均衡化をはかろうと