1996-05-07 第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号
特に、調剤専門薬局の大手でありますクラフト社、また日本調剤などの医療機関へのリベート問題、このようなことが報道されているところでございまして、医薬分業に対します国民の信頼を裏切るものではないかと思うのでございます。
特に、調剤専門薬局の大手でありますクラフト社、また日本調剤などの医療機関へのリベート問題、このようなことが報道されているところでございまして、医薬分業に対します国民の信頼を裏切るものではないかと思うのでございます。
○沼川委員 最初に、医療の企業化された調剤専門薬局チェーンの問題についてお尋ねしたいと思います。 これは、東京に本社を持つクラフト・ファーマシーという会社があるわけですが、この会社はこの二年半の間に首都圏を中心に二十カ所の調剤薬局チェーンを開設してきておるわけです。しかも、今年度から全国的規模でのチェーン展開の方針を決めております。
明らかにそこに総合病院なり大きな病院が関与をしておるわけですが、私思いますに、こういう公的病院が非常に問題の多いこういうチェーン形式の大型の、しかも企業化された調剤専門薬局と結びついて、分業の中にそういうものが広がっていくということに対して、公的病院のあり方としても非常におかしいんじゃないか、こういう気もいたすわけでございます。
げましたようなことでございまするけれども、一つは基本的にやはり国民の啓発というようなこと、御協力を得なきゃならぬという面がありますのでその点が大事だと思っておりますのと、分業を受け入れる薬剤師といいますか、特に開局薬剤師のあり方の問題、つまり分業の受け入れ体制の整備ということが大変大事なことではないか、そういう意味で、薬剤師の実地の研修でございますとか、あるいはまた調剤センターという、都道府県におきます調剤専門薬局
この場合、薬局の配置及び整備については、薬局の新設及び増改築に関する行政指導医療金融公庫の融資等を通じ、地域における医薬分業の進展に即応しつつ薬局の調剤機能を高める見地から、特に調剤専門薬局の整備、既存薬局における調剤用医薬品や調剤用施設設備の充実整備などに重点を置いてまいりたいと思います。
次に、薬価の適正化をはかるため、医療用薬剤公団を創設して、これが医療用医薬品を独占的に買い上げ、調剤専門薬局及び新設の薬剤備蓄センターに独占的に供給することといたしました。 医薬分業の達成については、調剤専門薬局の制度を設けるとともに、保健所区ごとに薬剤備蓄センターを置き、調剤専門薬局が不足する地域には、公営のものを配置すること。
こういったことにつきましては、通達をもって、各都道府県におきます適正配置条例に特例を設けまして、調剤を専門にいたしますいわゆる調剤専門薬局につきましては、そういった適正配置の例外規定を設けるというようなことで都道府県を指導いたしております。