1973-09-17 第71回国会 参議院 本会議 第34号
なお、医療制度の抜本的対策の樹立、政府管掌健康保険の運営に対する助成措置の強化、合理的な診療報酬、調剤報酬体系の確立、保健予防体制の確立、薬価調査のあり方及び薬価基準の算定方式の抜本的な検討、国民健康保険組合に対する助成、船員保険(疾病部門)に対する国庫補助の増額等を内容とする附帯決議を全会一致をもって付することに決しました。
なお、医療制度の抜本的対策の樹立、政府管掌健康保険の運営に対する助成措置の強化、合理的な診療報酬、調剤報酬体系の確立、保健予防体制の確立、薬価調査のあり方及び薬価基準の算定方式の抜本的な検討、国民健康保険組合に対する助成、船員保険(疾病部門)に対する国庫補助の増額等を内容とする附帯決議を全会一致をもって付することに決しました。
三、技術を中心とした合理的な診療報酬・調剤報酬体系の確立を図るとともに、医薬分業の実現を期すること。 四、保健所の整備を強化し地域における保健予防体制の確立を図ること。 五、公費負担医療の充実に努めるとともに、国民医療の確保を図るため、医療従事者の確保、医療供給体制の整備等につき、計画的にこれが実現に努めること。
一刻も早く、無限に営利を追求できる現物給付、出来高払い制度を改め、医師など医療担当者の技術を適正に再評価するとともに、技術料中心の診療報酬体系と調剤報酬体系の二本立てのもと、チェック技術としての医薬分業を強力に促進し、少なくとも、薬の多少で利益を得るような薬価点数システムを廃止し、独占薬価を抑制するなど、収入面をはかる前に、まず支出面の改革が先決の問題であると言わなければならないと思うのであります。
したがって、診療報酬体系と調剤報酬体系とを二本立てにして、この際、根本的に検討すべきだと私は思いますが、厚生大臣はどのようにお考えになっておりますか。