1955-07-22 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第47号
○曾田政府委員 私どもは、現在における診料報酬のうち、投薬料として支払われましたものは、薬品あるいは調剤に要するものの値段及び調剤人件費というもののほかに、いわゆる診察料、医師の技術料というものが含まれていると考えております。
○曾田政府委員 私どもは、現在における診料報酬のうち、投薬料として支払われましたものは、薬品あるいは調剤に要するものの値段及び調剤人件費というもののほかに、いわゆる診察料、医師の技術料というものが含まれていると考えております。
しかしその入りました金額といたしましても現在でもそれは医師の実収入には必ずしもなつておらないのでありまして、むしろしろ、光熱料、水道料あるいはそのほかの設備費、それに最も大切なものは調剤人件費というもので、これだけのものはかかつておるわけなのであります。
こういうようなことを考えますれば、仮に病院の今日の勤務薬剤師という人たちの俸給を基準にした、この調剤技術料というものを定めるということにいたしますれば、診療所におけるこの調剤人件費よりもむしろ低いくらいになつて来ております。