1962-07-10 第40回国会 衆議院 文教委員会 第24号
しかしながら私どもは、この調停の申し出に基づいて直ちに調停を開始することについてはなお慎重を要すると考えまして、この調停申し出の趣旨及び私どもが調査いたしました結果を、私立大学審議会を開きましてそこに御報告申し上げ、この事件をこの法律に基づく調停により処理すべきかどうかについての御判断をお願いしたのであります。
しかしながら私どもは、この調停の申し出に基づいて直ちに調停を開始することについてはなお慎重を要すると考えまして、この調停申し出の趣旨及び私どもが調査いたしました結果を、私立大学審議会を開きましてそこに御報告申し上げ、この事件をこの法律に基づく調停により処理すべきかどうかについての御判断をお願いしたのであります。
○杉江説明員 千葉工業大学の問題につきましては、元理事の坂木さんから調停申し出の申請があるわけであります。しかしながら私どもといたしましては、本来この法律に基づく調停はみだりに発動すべきものではない、立法趣旨もそのようなことでありましたので、これが適用については慎重を期さなければならないと考えております。一方、この千葉工大からの申し出の内容を見ましたときに、いろいろな疑問があるのであります。
○政府委員(杉江清君) 素案でございますけれども、調停申し出の方法、それから調停開始の通知、それから調停をしない場合の通知、それから会議、それから当事者の変更、議事手続の公開、調停の記録、合意による調停成立の報告等、または調停案の所轄庁への報告とか、調停打ち切りの場合の通知とか、調停の取り下げとか、調停委員の解任、調停委員の選任、その他調停委員の義務とか、そういうふうな項目を一応予定して研究を進めております