1948-06-08 第2回国会 参議院 司法委員会 第37号
こういうふうな意味なのでありまして、そこのところを説解のないように願いたいと存じまするが、例えば行政における官吏でありましても、司法部における裁判官と同じ待遇を受けるということがありましても、將來職階制が実施せられます場合に、そういう決め方が行われましても、少しもそれは不自然ではない、そういうこともあり得ると私共は考えております。
こういうふうな意味なのでありまして、そこのところを説解のないように願いたいと存じまするが、例えば行政における官吏でありましても、司法部における裁判官と同じ待遇を受けるということがありましても、將來職階制が実施せられます場合に、そういう決め方が行われましても、少しもそれは不自然ではない、そういうこともあり得ると私共は考えております。
○國務大臣(鈴木義男君) 言葉が短かかつたために説解を起したかも知れませんが、原則として判事と檢事、現在の判事と檢事とは同じく待遇せらるべきものであると考えておることは繰返して申上げておるところであります。ただ新憲法の精神に基きまして、裁判官を重んずるということを何らかの形で表現するために、同じく待遇はされて行くのであるが、一番上に行つたらずつと高くなる、こういう建前を採つた。
けれども、もう一遍その点を論議を新たに、これが公明正大なガラス張りのうちにおける政治が行われ、我々は打合会以來そうやつておるのでありますけれども、それが他の人々から言つても説解を受けない、堂々とやつて行けるものだとこう思います。手続問題について一言申上げます。