1974-03-08 第72回国会 衆議院 外務委員会 第10号
しかし降伏文書の中に、「下名ハ茲ニ「ポツダム」宣言ノ条項ヲ誠実ニ履行スル」ということを書いてあるわけですね。だからわが国としては、このカイロ宣言の問題は、自分たちがカイロ宣言をきめたものじゃないけれども、降伏文書の条項によってちゃんとそれを履行しなければならないわけです。履行するということになればここできめられたことを守らなければならないわけです。
しかし降伏文書の中に、「下名ハ茲ニ「ポツダム」宣言ノ条項ヲ誠実ニ履行スル」ということを書いてあるわけですね。だからわが国としては、このカイロ宣言の問題は、自分たちがカイロ宣言をきめたものじゃないけれども、降伏文書の条項によってちゃんとそれを履行しなければならないわけです。履行するということになればここできめられたことを守らなければならないわけです。
降伏文書には、「「ポツダム」宣言ノ条項ヲ誠実ニ履行スル」と書いてある。趣旨ではないのです。条項そのものです。これはいつまで意見を言い合ってもしようがありませんが、続いてそれは外務大臣に伺います。 〔発言する者あり〕
降伏文書には「下名ハ茲ニ「ポツダム」宣言ノ條項ヲ誠実ニ履行スル」こう書いてあるじゃないですか。「条項ヲ誠実ニ履行スル」、それは趣旨ではないですよ。条項はなんです。文章そのものです。あなた、そんなこと言っちゃだめです。