1947-12-08 第1回国会 衆議院 本会議 第74号
從いまして、まず全國民が財政の現状及び税務官廳の職責に対する関心と理解とを深め、租税の完納こそインフレーシヨンの破局化を食止める途であることの認識に立つて、納税観念を徹底さすことが先決であると考えるのであります。 この際、ここに租税完納のために國民運動を強力に展開することと相なりましたことは、まことに時宜を得たものでありまして、その成果に多大の期待をかけておるのであります。
從いまして、まず全國民が財政の現状及び税務官廳の職責に対する関心と理解とを深め、租税の完納こそインフレーシヨンの破局化を食止める途であることの認識に立つて、納税観念を徹底さすことが先決であると考えるのであります。 この際、ここに租税完納のために國民運動を強力に展開することと相なりましたことは、まことに時宜を得たものでありまして、その成果に多大の期待をかけておるのであります。
この状態を認識すればこそ、警察制度はこれを改組して、貴下が(即ち片山首相が)その書翰に明瞭に述べられた如き、『過去における國家権力による警察力の濫用の根本的是正』をなさねばならないのである。この目的を達成するためには、中央集権的統制に不可分に附従する警察國家的可能性は最も注意してこれを避けなければならない。
これらの委員の諸君の現場の体験を通じての所見は幾多傾聽に値するものがあつたのでありまするけれども、私の認識を以てしまするなれば、この生産協議会のあり方、性格、機能は、これはすでに現在あらゆる重要産業等の企業体において持たれておりまするところの経営協議会の現在の姿であります。
今次の大水害の実情を見まするに、その原因は多岐に亘りますが、要は治山治水の極めて不徹底なると、河川工事の全きを得ないと、治水的設備の不備に加うるに、戰時中の不合理な森林過伐と、國民の多くは治水に関する理解と認識を欠きて、これら治水施設の維持管理を等閑に附する等によるところは極めて多いのであります。
次に國民全體にこの時局を十分に認識して貰い、納税貯蓄ということの大事なこと、この危機を切り抜けることを十分徹底して、國民にその協力を要望したような次第でございます。簡單でありますが、そういう趣意で配りたいと思いますから、一つお許しを得たいと思う次第であります。
これがためには國鉄の超重点産業的性格について十分なる御認識を仰ぎたい。これは朝野の御協力を願わなければならんのでございます。無論國鉄部内といたしましても、この綱紀を引締めまして、從業員の総力を結集して、國鉄としての重大なる任務を果すために、新らたな決意をして起ち上らねばならんというような点について、これ又非常に責任の重いことを感じているのであります。
先ず教育振興特殊郵便切手発行に関する請願でございますが、その願意とするところは、教育の振興には國民全般に対してその重要性を認識せしめることが必要である。その一方法として、最も普遍性を有し且つ浸透性、國際性を有する郵便切手を利用したい。
從つてかような國家全體の上におきまして影響のあるこの法案に對しましては、その重要性を認識いたしまして、ほんの一、二の點につきましては所見をお伺いいたしたい。
北海道の冬季に向つての實際の作業竝びに生活に對するいろいろな特殊事情ということにつきましては、十分に認識いたしておりますので、これらの點につきましては、今後におきまして十分なる努力を拂つてまいりたいと思つております。
その點よく御認識くださらんことをお願いしまして、先ほど申し上げました省議の決定というのはいつごろでありましようか。それをお聽きしておきたいと思します。
從つて前に法律を出しましたときには、それはそれでいけると思つておつたのでありますが、今日に至りまして、とうとうそれが間に合いませんので、非常に申し譯ない次第でありますが、この法律の中に追いかけて、政府職員一般の例によるということにしていただきまして、しばらくのつなぎをお願いしたいということになりまして、この前の提案のときは多少事實に對する認識を異にしておつて、何とか仕上げたいと思つておつたものが、遂
從つて成る程、これらの手技手法は、敢て学校教育がなくても、修練によつて上達し得るということが過去の事実でありますし、只今もさような認識もあろうと存じますが、併しながらその術それ自身は、これが人間の生命、健康等に直接に関係のある、極めてこれは重要であり、崇高な療術であります。從つてそれを行う人は、ただ單に一技術のみならず、その人それ自身の教養において或程度以上のものでなくてはならない。
憂國の士たる彼、出でては衆議院議員右の方面から全力を傾注し、右の精神に基きて前科抹消法案を提出すること十有七囘、ついに政府及び國會に認識せしめ、同法案の通過を見るに至れる獻身的努力のごときが好例であります。あるいは茨城縣における鈴木春吉氏のごとき、福島縣における鈴木俊覺氏や、鈴木孫三郎翁のことしであります。
この悪風を防ぎ、進んで良識健全な言論出版を確保したいという考えの下に、関係当局の意向を質し、或いは政府や民間の関係者から実情を聴き、慎重に研究を重ねました結果、現在取り得る最適の対策は、一、法律に関する一般の認識が欠けているようであるから、現行法の運用を十分にすること。二、民間に芽生え始めた自粛的傾向をできるだけ助長すべきであること。
政府としても、その重要性を十分に認識し、政府機構の上にも最大の関心を拂つているが、要は國の財政能力と資材の関係が問題である。現在の財政及び資材能力の見地よりしては、建設院のままでその全能力を発揮させることにより、十分復興事業に推進できると信ずる。
然るに非常に能率が上つて、例えば四月に指定をされたのが三ケ月経つたあとで、この條件よりも上の成績が出たというような場合には、その事実が認識されたら、この六ケ月の途中においてもその取消をするものか、或いはその時期の関係はどういうふうに考えますか。
、その間に管理委員会に掛けなければならん、生産協議会にかけなければならんというようなことがありますと、すでに二ケ月もその期間が掛かろうという時間を必要としているに拘わらず、そういうふうな緊急の問題が始終起つて來ますと、恐らくかようなことがありましても一々後で報告するかというようなことに結局はなるのじやないかという心配をするのでありますが、実際の現在の各省の運用の状況がさような状況にある事実を十分御認識
○國務大臣(水谷長三郎君) 組織における代表制度を否認されるということは、これは民主主義政治のイロハに関して根本的に認識が違つておりますから、私はあなたの説には賛成ができません。
○岩崎正三郎君 私はこの第一條の、國土計画、地方計画及び都市計画に関するということがございますが、我々國土計画というものは、これは地方計画と都市計画皆引括めて、もつと大きな意義を持つものだと我々常識で考えておつたのでありますが、政府当局者は、この國土計画というものに対してどういう認識を持つておられるかということをお聽きしたいと思います。
何とぞこの際すでに著工せられたる菊池川改修工事の緊急性を再認識せられ、施行箇所を増加し、計畫年限を短縮し可及的速やかに改修を完成し、一日も早く沿川住民を塗炭の苦しみより救い、生業に安んぜしむるよう御配意あらんことを熱望してやみません。何とぞ満場一致本件を御採択あらんことを願います。
國土保全、民政安定をはかり、村民をして安んじて生活し、心から増産に努力せしめんとするのは、第一に砂防工事により郷土を確保する以外のその途のないことを深く認識しておるのであります。政府におかれましては、本事情を至急調査されまして、できるだけ早く本砂防工事を御施行あらんことをお願いする次第であります。
かような傾きが各所に弊害を伴つておつたこことも十分に認識せられるんであります。つきましてはこういう建設事業、國土計畫の事業というきわめて科学的な知識を必要とする國家的な事業については、内海君の言われました御趣旨を十分に尊重して、その人選に當たりたいと考えております。
○田中(松)委員 この問題につきましては、いまさら説明申し上げるまでもなく、關係當局竝びに厚生委員の皆樣も十分御認識のことであり、なお現に積極的にこの請願が通るように御努力くだされておる折柄でありますから、この際説明は省略いたします。どうぞ本請願が十分にかなえられるよう、より以上の御努力をお願いする次第であります。
配給は端數として計量する場合も起りまするし、またたとえば正月の賃もちなり、あるいはお供えを配給するという場合におきましても、小さなものをやはり計量をして配給するという例もあるのでありまして、大體これは今日まで營團側につきまして調査しましたところによりますれば、もちろんどこの場所におきましても全部ということは断言できないかもしれませんが、原則といたしましては食糧營團側において配給能力がある、こういう認識
すなわち現在の食糧情勢よりして食糧配給機構の強化は痛感するも、現在の從業員を官吏として消費者大衆より食糧配給の統制機構を一層官僚化すると認識せられざるを得ない形式に対して、われら從業員は絶對に反対である。
特定郵便制度廢止の聲の陰には、民主主義が相當普及されているかに宣傳されている日本において、まだまだ特定局で働く勞働者が不當なる使われ方をしているものが數千はおろか數萬、數十萬存在するのだということを、逓信省の中樞部にいる諸君が十分認識されんことを私は今警告的に希望するものであります。
そういうものは、そうした権限と責任を互に持つておるのだということをここに明確いたしまして、施行の責にある官吏及び炭鉱管理委員会の委員というものは、十分はつきりした態度で、これを尊重して行かなければならんということを、一つの労働関係の問題に対する取扱い方、特にこの法律の施行に当ります者が十分認識して行なつて行かなければならんということを、一つの宣言的に明確化したわけであります。
それぞれ労資のいわゆる労資問題に対しての認識の深さ、高さによつてそれらが生れて來るものが、非常に各自各個の個性なり、特色を以て運営されるものであろうと思うのでありますが、どうも私この規定によつてそういう性格が或る程度政府の意思によつて一方的に抑えられて行くというようなことを懸念するのであります。
しかるに、この農地改革の進行途上におきまして、農業経営の安定の度を高めるために、農地改革の一環として、自作農創設、土地集約利用の促進をはかり、かつ放牧地、採草地、農用林等の開放を行う必要があるという認識に到達し、それに関する所要の規定を制定いたしまするとともに、農地改革実施の経驗に基き、若干の点で改善をはかろうというのが、本案提出のおもなる理由でございます。