1947-12-05 第1回国会 衆議院 水産委員会 第31号 その陳情の趣旨は、新潟縣佐渡兩津湾においては古くよりたら、ひらめの專用漁業が行われ、百三十二名の權者の獨占となつており、他の無權利漁民はこれにより生活上脅威を受けることはなはだしく、過般實情を縣當局に訴え、該專用漁業權の開放を嘆願したところ、權者と數囘折衝の機會を與えられ、結局十隻入漁を認められることとなつたが、無權利漁民は二百數十名の多數で、なお生活上苦難の日を送つている。 青木清左ヱ門