1949-05-23 第5回国会 参議院 本会議 第32号
第二次試驗につきましては、その受驗資格は第一次試驗合格者及びその免除を受けたものといたしまして、試驗科目は筆記七科目、口述五科目とし、その科目は大体旧高等試驗令による司法科試驗と同じく法律学を主とするものであります。
第二次試驗につきましては、その受驗資格は第一次試驗合格者及びその免除を受けたものといたしまして、試驗科目は筆記七科目、口述五科目とし、その科目は大体旧高等試驗令による司法科試驗と同じく法律学を主とするものであります。
それからまた檢察廳法の関係では、司法科の試驗合格者から副檢事が採用できるということが書いてございます。これは実は調査をいたしておりませんけれども、多少あるかと思いますが、副檢事はわざわざむずかしい司法科の試驗を勉強して、これをパスしないでも、ほかに副檢事に任命される道がたくさんございます。
現在二十四年度において実施することに確定いたしておりますのは、外交官領事官採用試驗合格者、すなわち新規採用の二級官に対する研修でありまして、本年卒業の予定の者は十二名であります。なお來年の外交官領事官採用試驗は定員、予算、人事院の公務員採用方法等の関係上、まだはつきりしたことはわかりませんが、もし新規に採用することとなれば、すみやかに研修所に入所せしめる予定であります。
この試驗に合格いたしますと、その学識とか應用能力の点においては、將來裁判官あるいは檢察官あるいは弁護士というものになる一應の資格があると認められますけれども、また他の点から、必ずしも試驗合格者をただちに修習生には採用なさらないのであろうと考えますので、十分の関連はありますけれども、採用そのものと同一視していいというふうな関係にはないと考えております。
これは今度新たにできました常任委員会の調査員任用の試驗をいたしたのでありまして、先日試驗合格者について各常任委員長から推薦をして参りまして、試驗に通つた者の中で七名が御承認を得て、調査員に任用する手続中でございます。
警察官の緊急増員につきましては、募集割當分が約一萬三百名、一萬二百九十名でございまして、すでに採用試驗合格者が一萬一千名になんなんとしております。教習中の減耗を見込み、引續き現在募集中であります。尚試驗合格者中、現在までに警察學校に入校せしめた者が五千七百七十名、すでに今月二囘に亙りまして卒業をいたしまして、すでに卒業配置を完了した者が二千八百八十名であります。