2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
このため、文部科学省といたしましては、官民一体となり、低コスト化や顧客ニーズへの柔軟な対応などを可能とする新型基幹ロケットH3の開発、衛星重量の削減により打ち上げコストの大幅な低減につながるオール電化の衛星バス技術を獲得する技術試験衛星九号機の開発、民間企業などが製作する超小型衛星や部品を宇宙で実証する機会の提供などを行っております。
このため、文部科学省といたしましては、官民一体となり、低コスト化や顧客ニーズへの柔軟な対応などを可能とする新型基幹ロケットH3の開発、衛星重量の削減により打ち上げコストの大幅な低減につながるオール電化の衛星バス技術を獲得する技術試験衛星九号機の開発、民間企業などが製作する超小型衛星や部品を宇宙で実証する機会の提供などを行っております。
これは総務省にお聞きしたいんですが、二〇〇六年にきく八号を打ち上げて以来、通信・放送衛星の開発プロジェクト、技術試験衛星九号については、今後新しい技術をどんどんどんどん入れていくということでございます。
今御指摘の技術試験衛星九号機の開発目標、それから国際展開に向けたロードマップということでございますが、私ども総務省におきましては、関係省庁、学識経験者あるいは関係事業者から成る検討会を設置いたしまして、そこにおきまして開発目標あるいはロードマップについてしっかりと御議論いただきました。その結論を得て、今取組を進めておるところでございます。
具体的には、通信分野の新しい衛星として、現在の衛星通信サービスの伝送速度を十倍程度高速化する衛星ブロードバンドサービスの提供を可能とし、かつ、コスト競争力も高い次期技術試験衛星の開発にも取り組んでいるところでございます。本年九月より、文部科学省等の関係省庁や研究機関、メーカー等から構成されます体制を構築いたしまして、平成三十三年の打ち上げに向けて開発に着手したところでございます。
また、衛星の方でございますけれども、本年の一月に政府の宇宙開発戦略本部におきまして新しい宇宙基本計画が決定されましたが、この中に新たな技術試験衛星というものが重要施策の一つとして盛り込まれております。
軍事目的なら、武器輸出三原則に照らして、本来は、汎用品だといっても、衛星も汎用品だ、「きずな」はもともと技術試験衛星だ、汎用品だ、技術も汎用技術だ、無人のヘリコプターにしろ無人機にしても、もう既に農薬散布その他で使っている汎用品だ、そういうことを言い出すと、これは本当に武器輸出三原則に照らしてみて日本は歯どめのない状態になってしまうんじゃないか。
文部科学省に伺っておきたいんですが、JAXA法第一条の平和目的に限るとした条項に照らして、JAXAの「きずな」、つまり民生用技術試験衛星を防衛省の方で使った今回の実験というのは、これはやはり、本来のJAXA法一条に照らしてみても、JAXAのあり方としておかしいんじゃないですか。
硫黄島の自衛隊基地で無人機の実験を行っておりますが、あわせて、JAXAの民生用の技術試験衛星「きずな」を使って、入間の基地に超高速インターネット通信で無人機の着陸状況の動画をハイビジョンクラスの映像で送信する実験というのを、ことし一月十八日から二十一日まで行っていると思うんですが、その行った事実を確認しておきます。
○河村国務大臣 御指摘の点でございます、北朝鮮が人工衛星の打ち上げ、これも、通信衛星である、試験衛星である、こういう形で発表してまいりました。しかし、政府としては、北朝鮮がこのような行為をとるということは地域の平和と安定を損なう行動である、慎むべきであるということを強く思い、考え、表明しているところでございます。 かかる立場におきまして、日本は、関係国と協議をやってきております。
それから、宇宙科学、宇宙探査の分野におきましても、宇宙科学研究所の学術的な知見のみならず、宇宙開発事業団の資源探査衛星の開発あるいは技術試験衛星の開発といったことを通じて涵養してきました技術力等を活用して、より信頼性の高い科学ミッションというものが実現してきております。
さらに、同じ年、平成九年でございますが、これは日本独自の技術で技術試験衛星のⅦ型というのを打ち上げまして、そこでは、世界で初めて無人での軌道上における装置の交換とか、地上からの遠隔操作によってこれを動かすとか、あるいは世界で初めて自動操縦による無人宇宙機のランデブー・ドッキング実験、これに成功いたしました。
この小型化を図るために、衛星本体の高度化というものが非常に大きな課題だと認識いたしておりまして、このため総務省では、大型展開アンテナとか高出力中継器を搭載する技術試験衛星Ⅷ型を文部科学省と連携をいたしまして平成十六年に打ち上げるべく、開発中でございます。 また、今お尋ねの衛星開発プロジェクト経費の低減策といったようなことでございます。
最初の失敗例は、昭和四十五年九月のミュー4S一号機でございます、試験衛星が搭載されておったのでありますが。これの失敗につきましては、これはロケットの姿勢制御装置の不調と言われておりますが、電磁弁、電気系統の不調によって第四段ロケットが点火せずに太平洋に落下したというものでございます。 二つ目の失敗は、五十年度であります、五十一年二月に打ち上げたミュー3C三号機であります。
具体的には、衛星携帯電話システムの実証を目指す技術試験衛星の8型、それから超高速衛星通信ネットワークの実現を目指すギガビット衛星、それから安全保障、危機管理のための情報収集衛星等の研究開発を推進中ということでございます。 一方、通信・放送機構は、基礎から応用への橋渡しということでございまして、産学官の人材を結集して研究開発を実施しているところでございます。
九四年には技術試験衛星きく六号、九七年には地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」に故障が発生し、本年二月にはHⅡロケット五号機のトラブルによって搭載していた通信放送技術衛星「かけはし」の静止軌道投入に失敗しております。
また、軌道変換に関する技術については、人工衛星を静止軌道へ投入する技術のほかに、現在、技術試験衛星Ⅶ型、これは過般の七夕に第一次、また旧暦の七夕に第二次のランデブードッキング技術に成功しました。ニックネームは「おりひめ」、「ひこぼし」と言っておりますが、これらの実験に既に取りかかっているところでございます。
それから、ことし私ども宇宙開発で新規に打ち出しておりますプロジェクトの一つが、月を周回してその一部が月面に着陸して探査をするといった衛星を、これは文部省と、文部省の科学的な目的とあわせて打ち上げるべくその開発に着手するわけでございますけれども、そうした例もございますし、これから技術試験衛星として打ち上げますような一連のものにつきましては、それぞれ、あるいは郵政省でございますとか環境庁、先ほどございましたが
一方、過般、七夕にランデブー・ドッキングをいたしました試験衛星七号「おりひめ」「ひこぼし」、大変御関心の向きには御心配をかけましたが、再度のチャレンジで、ちょうど月おくれの七夕になりましたが、めでたくドッキングができた、こういうことも御報告をさせていただきます。
そして、近いところでは、昨年の六月三十日の地球観測衛星「みどり」の太陽電池パネル破断事故で衛星としての運用を断念することになったこと、昨年十一月二十八日の技術試験衛星「きく七号」が太陽電池パネル制御系に故障を来して姿勢制御が不能になったという問題が報じられたこと、そしてことし二月二十一日に、通信放送技術衛星「かけはし」がHⅡロケットの二段目の異常燃焼で所定の軌道に乗せることに失敗したという問題など、
三年前になりますか、技術試験衛星w型、いわゆる「きく六号」のアポジモーダーの失敗による軌道投入失敗がございました。それから、ここ一年の間に、例えば昨年の六月には地球観測衛星「みどり」が太陽電池パネルのふぐあいで結局観測ができなくなった。
「みどり」の太陽電池パネルが破損して機能停止に陥り、九四年六月には技術試験衛星きく六号が静止軌道投入に失敗しています。先ほどもほかの委員の先生からもお話があったんですけれども、失敗が二年置きに起こっているこうした事態を、私ども素人目には結構失敗が起こるものなんだなというふうに思うんですけれども、事業団の歴史的な認識なりは先ほど伺ったとおりなので聞くのは省略いたします。
それから、技術試験衛星Ⅶ型「きく七号」、それから日米協力によります熱帯降雨観測衛星TRMM、この打ち上げでございますけれども、これにつきましては、この十九日、種子島からの打ち上げということでもちまして、準備を今着々と進めておるという段階でございますが、とりわけ技術試験衛星Ⅶ型につきましては、これはランデブードッキングを行うという非常にチャレンジングな課題に立ち向かうわけでございまして、非常に注目をしている
例えば一昨年の技術試験衛星竹型、きく六号、これはアポジエンジンのミス、それから昨年のHYFLEX、これの海没事故、これは縄が切れるという、これも考えられないようなミス、そして今回のこの温度計のさや管のミス、いずれもみんなが注目をしているところではないささいなところのミス、こういうふうに感じます。
その結果、欧米並みの二トン程度の静止衛星の打ち上げを可能にする能力を持ったHⅡロケットの開発、あるいはまた技術試験衛星の開発による大型静止衛星、例えば今度の八月に打ち上げます地球観測プラットホーム技術衛星と言っておりますが、このADEOSは欧米も共同で使用する、日本が開発をした大変大きな衛星でございます。
本件調査のため、本日、参考人として宇宙開発事業団理事長山野正登君、宇宙開発委員会技術試験衛星Ⅵ型特別調査委員会座長・京都大学名誉教授前田弘君及び文部省宇宙科学研究所所長・工学博士秋葉鐘二郎君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
先生は、今回の技術試験衛星Ⅵ型特別調査委員会の座長として、その報告書の取りまとめに御苦労いただいたわけでございまして、本当に御苦労さまでございました。 その過程の中で、報告書をお出しをいただく中でいろいろなことをお感じいただいたと思うわけでございますが、今回の事故というものを将来の貴重な教訓とするために、お感じになったこと等、御意見をここで伺わせていただきたいと思います。