1969-02-13 第61回国会 衆議院 予算委員会 第10号
その結果、農林省からも調査が出てまいりましたが、厚生省のほうにおきましては、いまお話がありましたように、疫学班とそれから試験研究班及び臨床班、この三班を組織されて研究されまして、その成果を取りまとめましたものを、食品衛生調査会の答申といたしましてこちらのほうに御報告がありました。
その結果、農林省からも調査が出てまいりましたが、厚生省のほうにおきましては、いまお話がありましたように、疫学班とそれから試験研究班及び臨床班、この三班を組織されて研究されまして、その成果を取りまとめましたものを、食品衛生調査会の答申といたしましてこちらのほうに御報告がありました。
その際、報告書の内容につきましては、臨床研究班、試験研究班、疫学班の三つの各研究班の御報告がそのまま列挙と申しますか、報告書に載せられておりますので、研究班全般といたしましての一つの結論と申しますか、これを厚生省にお願いを申し上げたわけでございます。厚生省は、したがいまして、これを食品衛生調査会のほうに諮問されまして、その結果、昭和四十二年九月に調査会の答申を得られました。
第二点は、科学技術庁は、研究費を出して、厚生省、農林省に調査をさせ、そのために臨床研究班、疫学研究班、試験研究班をつくり、調査研究を続け、まだその上に、厚生省は食品衛生調査会の答申を加えて、昭和電工の排水が中毒事件の基盤をなしている、それだけでも病気が起こる可能性があるが、それに短期濃厚汚染が加わったと断定しておるわけであります。
この報告書をいただきました際に、これは臨床班、試験班、それから疫学班の各研究班の報告がそのままの形と申しますか、総合的な調整と申しますか、そういうようなことのなされていない各研究班のそれぞれ援用はされておりますけれども、独立した形で三研究班のものが、これにまとめられて出てきたわけでございますので、そこで私どものほうは、たとえば試験研究班の結辞と疫学班の結辞等におきまして多少字句の上から見ますと、合致
○石川委員 いま三木委員のほうから質問がありました、厚生省の臨床研究班、試験研究班、疫学研究班、その中の疫学研究班のほうで出された答申の結論だけを申し上げると、これは「阿賀野川のメチル水銀化合物汚染を受けた川魚を多食して発生したメチル水銀中毒事例で第二の水俣病というべきである。」
○高橋(正)政府委員 厚生省の、先ほど食品衛生課長から御説明になりました当初の御報告は、これは厚生省のほうで三つの研究班を構成の上に、研究調査をお進めになったわけでございますが、その三班の臨床班、疫学班、それから試験研究班、この三班の研究の報告がそのまま提出の形と申しましょうか、そのような形で御提出になりましたので、総合的な見地から、この三班の報告をさらにおまとめいただきたい、こういうことを厚生省にお
それに基づきまして、試験研究班、臨床研究班、疫学研究班の三研究班を組織いたしまして、約二年間にわたりましての研究をいたしました結果を、昭和四十二年の四月に、科学技術庁に研究報告といたしまして提出いたしたわけでございます。
それから阿賀野川の場合には、厚生省が三つの研究班——臨床研究班、それから試験研究班及び疫学班、この三つの班を編成いたしまして、そしてこの三つの研究班のデータを、最終的に食品衛生調査会がさらに研究してまとめた、こういう形でございます。その場合に、私どもがいわゆる委託費という形の研究費をもちまして研究を進めるわけでございますが、当然その委託先というものがある。
○野津説明員 厚生省といたしましては、阿賀野川の水銀事件につきまして、臨床研究班及び試験研究班、それから疫学研究班、三つの研究班の研究結果に基づきまして、いわゆる食中毒事故の特殊なものというふうな考え方で、厚生大臣の諮問機関であります食品衛生調査会に慎重審議していただきまして、その答申を得まして、それを厚生省の意見ということにいたしまして、昨年の八月の末に科学技術庁に通報したものでございます。
○松尾政府委員 食品衛生調査会に諮問をいたしまして、その前に行なわれました疫学班あるいは試験研究班、臨床研究班のそれぞれの研究報告を、さらにその調査会で慎重に検討いたしました。
しかし、同時に、試験研究班が別の意味で毛髪水銀値を測定しておる。それはやはり平均から見れば、一般の、普通われわれが持っている程度のものをはるかに越えるものである。一方には、魚との関係というようなものの例もあるということであれば、そこのところも、やはり長期的な、以前からの汚染があったという判断を下すことは、全体として見たときに、そうむちゃくちゃな、とんでもない推論をやっているというものではない。
ただ、この試験研究班が行なったものを一応こういう形に置きかえたものとして、いわば追加して差し上げたというような資料でございますので、この判断をやったときの一番根拠になっている例は、研究班の報告概要の中にもございますような、魚を食べた人、その状態と比較されておる水銀の量、これが一番確実な——ただいまも申されたような点で言えば、確実な資料でございます。
○松尾政府委員 このグラフに出しましたのは、試験研究班の出したデータでございまして、それに対して、魚の摂取を個々に当たっているという例はございません。そういうデータはございません。
ただ、そういう短い寿命のもので長期になるかとおっしゃるわけでありますが、魚齢の高いものから水銀量が多く出るということは、すでにこの試験研究班でございましたかも証明しております。
試験研究班の分析ではそれが〇・〇一%出ているというようなことも認めております。
新井郷川の水路のどろの中の水銀量は、これは疫学班ではない、たぶん試験研究班だと思いますが、四五・五〇とか三四とか水銀は高いわけです。だから、いまの局長の答弁とは私は違うと思う。悔いわけです。 それからまた、新井郷川のほうから阿賀野川に流れておったという、このことだけは重大な事実誤認だ、これは認めていただけますか。
たいへん厚生省が御苦労なさって、疫学班やら試験研究班やら、いろいろやってこられて、そのあと食品衛生調査会に諮問されて、という過程を経てまいりました。きょうお聞きしますと、またその食品衛生調査会にはプラスされるものがなくて、それが厚生省の御意見になる、こういうようにお聞きいたしました。
○小沢(貞)委員 今度は小林調査会長に聞きますが、農薬の追及については、それでは、疫学班なり試験研究班なり、そういうものが、これは確かにもう農薬ではないのだ、こういうことに値するような十分な調査が行なわれておりましたか。
学者の氏名、住所及び役職名と事務局担当者の氏名及び役職名、九、昭和三十四年七月二十二日、熊本大学医学部の中毒原因を有機水銀と発表した文書またはその内容、十、熊本大学が昭和四十一年春ごろにまとめた水俣病に関する論文集「水俣病」、十一、熊本大学の水俣病に関する医学論文の全部、たとえば熊本医学会誌、日進医学、日本医事新報その他(日本衛生学会誌など)十二、阿賀野川中毒事件にあたり、厚生省編成の臨床研究班、試験研究班
○政府委員(吉光久君) 実は先ほど三班と申し上げましたのは、試験研究班とそれから臨床研究班、疫学班、その三班に分かれて行ったわけでございます。臨床班と申しますのは、主として患者自身を診察いたしまして、その患者のそういう病気の原因が何に起因しているかということについて分析をいたしたわけでございます。
次に試験研究班、これは分析を主とし、各種の対象物の中から水銀化合物の分析をし、その内容を明確にし、数量を明らかにするということを主として担当しておったわけで、これに対しましては、東京大学、東京歯科大学、東京理科大学、東京医科歯科大学及び国立衛生試験所の専門の学者が担当いたしたわけであります。
本中毒事件につきましては、先ほど石田宥全先生から厚生大臣並びに科学技術庁長官にお尋ねになりましたように、試験研究班あるいは厚生省国立衛生試験所診断班また疫学班の三班が、本件の発生後に、この究明に当たったのでありますが、この間に関して、先ほどちょっと北川先年ですか申されましたが、私として考えますと、何か県の衛生部当局としてとった態度に多少疑問を抱く点があるのでございます。