2002-04-16 第154回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
また、環境への影響を与える自然界への試験放流という問題につきましては、北海道水産ふ化場以外は行われていないと、そのような状況でございます。
また、環境への影響を与える自然界への試験放流という問題につきましては、北海道水産ふ化場以外は行われていないと、そのような状況でございます。
開放前はCODが十ないし三十ミリグラムとひどかったけれども、海水が入るようになってから五ミリグラム以下に改善して、そして試験放流したシジミも生き残り、ウナギとりも始まったということだそうです。この古川沼はすぐ海岸につながって、つながるというか砂丘を経て海岸につながるわけですけれども、その砂丘というのは本当にすばらしいところで、白砂青松と言いますけれども、松が一本もと言っていいぐらい松枯れがない。
○菅野久光君 ふ化放流の技術が、今のように前期とか、中期とか、後期とかということで、なるべく国民のニーズにこたえるいわゆるギンケをできるだけ多くということで、ふ化放流の技術について、言えば政策的な試験放流といいますか、そういうようなことをされてきたというふうに思うんですよ。そうした中で、漁獲量に何らかの影響はなかったのかどうかということをお尋ねしたいと思います。
次に、二百海里時代を迎えまして、わが国起源のサケ・マス資源を増大する必要があるわけでございますが、来年度から未利用河川につきまして試験放流を行う、こういうことになっているのですが、これが非常に枠が少ないということで、地元からいろいろな要望が強いわけでございます。今後、この開発河川数を増加することについてどういうふうにお考えになっていらっしゃるか。
今後のいろいろな技術開発に備えて、ここでのヒメマスを海に放流をして、ベニザケ資源を造成をしたいというような夢も技術者としてはございますし、現実に、御案内と思いますけれども、そういう試験放流をやって、西別川等に遡上を見たというような経験もございます。しかし、いまのところは、余り安定した事業実績を持っておりません。
なお、したがいまして、今度は県が主体になられますので、試験放流といいますか、こういう放流事業につきましても、極力地元地先の県の漁民の方々が利益を享受するような形で、水産庁といたしましては、放流魚種につきましてあまり遠くへ行かないような魚を中心といたしまして、魚種を限定して指導してまいりたい、こういうふうに考えておる次第でございます。