1999-12-08 第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
四十七都道府県の県庁所在地の基準宅地の評価平均は現行の一四・二%下落し、前回見直しから見ても何と三三%の減となっております。 当然だれでも地価が下がったから固定資産税も下がるだろうと常識的に考えておりますけれども、そうはうまくいかない。現実に、九四年の評価がえから評価額を公示価格の七割にしよう、ここに手をつけたがゆえに狂い出しまして、固定資産税だけが地価が下がっても上がり続けた。
四十七都道府県の県庁所在地の基準宅地の評価平均は現行の一四・二%下落し、前回見直しから見ても何と三三%の減となっております。 当然だれでも地価が下がったから固定資産税も下がるだろうと常識的に考えておりますけれども、そうはうまくいかない。現実に、九四年の評価がえから評価額を公示価格の七割にしよう、ここに手をつけたがゆえに狂い出しまして、固定資産税だけが地価が下がっても上がり続けた。
ところが北海道のようなところ、これは東北の一部も入ると思いますけれども、固定資産税が高いのは評価が安いのじゃないか、そういったような反論もあるそうでありますけれども、実際この統計によりますと、自治庁の指示平均価格と実際評価平均価格との比率、それから売買価格との比率、こういったようなものはむしろ全国平均よりも上回っているようであります。