愛知県名古屋市所在の満願寺の僧侶らが、みずからに霊能力がなく、またその加持祈祷の効能のないことを知りながら、悩み事相談等に訪れた者から祈祷料あるいは供養料名下に金品をだまし取ることを企てまして、被害者に対し、あなたには水子の霊が取りついている、金を払わなければ供養にならないなどのうそのことを言いまして、被害者を除霊あるいは祈祷のために金を出せば災いが排除されると誤信させて、祈祷料や供養料名下に金品を騙取した詐欺容疑事件
野田健
元防衛施設局の職員が偽造した公文書を使用して土地売買などを口実に金員の交付を受けておるという容疑につきまして、現在沖縄県警では詐欺容疑事件として関係者について捜査をしております。文書についても入手をしておるということで報告を聴取しておりますけれども、いかなる文書の中身か、現時点で私自身承知をしておりませんが、文書は複数であるということは聞いております。
大堀太千男
土地売買をめぐって詐欺容疑事件が発生していることは、ずっと前から問題となっておったわけですが、事件は本社の社長まで取り調べられるということになって、会社全体があげてブローカー的な行為をしておるのではないか。
大原亨
要するに市長が、先にど申し上げますように、議会を開けば不信任案が出されるというような、ただそういうところに大きな不安というものがあって市会を開かないなどということは、私の個人的な結論としては、許せないことではないかと思うのですが、今申し上げましたように、皆さん方の、あるいは県当局の話し合いによって、早急に開くとは言っているけれども、次から次にあのような詐欺容疑事件等が出てくるということになりますと、
川村継義
私は、こういう警察の捜査態度といものも、何かしらん市長というような地位と結びつけて、あの大きな詐欺容疑事件を調べるのについて、私には非常に疑問があるのですけれども、それはそれといたしまして、そのように身分は自由にさせて今日まできておる。しかし、これは想像でありますけれども、事件の発展によっては、警察としてもそのまま見過ごしておくわけにいかぬということになるかもしれない。本人は病院に入っておる。
川村継義
山口市の長井という市長が、昨年度あたりから例の問題になっているような使い込み事件というのですか、詐欺容疑事件を次から次に起して結局、個人の負債あるいは市長の公印を使ってやったようなものが三億以上にもなっているとか、こういう事態なんですが、山口市における今日の市政の混乱というのは想像に余りあるものがあるらしい。これは自治庁としても十分御承知のことだと思う。
川村継義
そこでこの山口の市長の詐欺容疑事件の内容等について、警察側の方で大体わかっておると思うのですが、次の委員会あたりには、あわせて刑事局長の方からこちらの方にお話ができるように、次官からお話しになっていただけませんか。
川村継義
そこで伺っておきたいのでありますが、この千葉銀事件につきましては、特に抜き取り担保、詐欺容疑事件に関する坂内君の問題、これについては新聞で報道されているところによりますと、地検は非常な強硬方針であった。しかるに高検はこれに対しては何だか非常に慎重な態度であった。いうならば、地検と高検との本件に臨む態度は相反していた。
春日一幸
そこで私はちょっと合点のいかぬことがあるのでこの際刑事局長に伺っておきますが、坂内君が逮捕されたのは抜き担保詐欺容疑事件でございますね。そうすると、詐欺の被害者というものがあると思うのです。詐欺の被害者は今千葉銀だとおっしゃった。そうすると、これは千葉銀から告訴があったのですか。被害者から告訴の提起が行われたのでありますか。この点伺っておきます。
春日一幸
この点先ほども申しましたごとく、詐欺容疑事件捜査中の被疑者につきまして、他の犯罪容疑事実、たとえばこの場合は強盗被疑事実でございますが、強盗被疑事実につきまして、あわせて事情を聴取するために取調べをするということは、私は非合法でないと思うのでありますけれども、それが度を過ぎるとよくないと思つております。目的と手段とが逆になるのはよくないことであるということは、まつたく同感でございます。
中川董治
○証人(田中榮一君) これにつきましては、私はその佐藤昇氏が、とにかく官庁ボスであるという噂も聞いておるし、かたがた十月頃から佐藤昇氏の詐欺容疑事件が線上に浮び上つておりますから、むしろその線を強く一つ掘り下げて、そうしてこれを一つ摘発する、それが私は打つべき手だと、かように考えておりました。
田中榮一
○証人(佐藤昇君) 調書は全部詐欺容疑事件として二十五回取られておる。
佐藤昇
○委員長(伊藤修君) 詐欺容疑事件について一回…。
伊藤修
○証人(佐藤昇君) 詐欺容疑事件について……。
佐藤昇
その理由として一週間遅れたのはなぜかというと、警視総監の言によれば、單にそれだけの詐欺容疑事件でただちに佐藤を逮捕するということは、人権蹂躙の疑いがある。この点、あの点、その点、こういう点についてもなおよく十分に事情を調査して、その点でなお疑いがあるならば、初めて逮捕を許すということを言つておりました。
稻葉修