1948-02-04 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第3号
○加藤委員長 それでは被害者と思われる本人、それから詐欺の中心と思われる上杉並びに連名で署名しておる上原、この三名と清水君を証人として呼ぶことにいたします。西尾、片山両君は議員として適宜出席して、必要があれば発言をする、こういうことに決定いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤委員長 それでは被害者と思われる本人、それから詐欺の中心と思われる上杉並びに連名で署名しておる上原、この三名と清水君を証人として呼ぶことにいたします。西尾、片山両君は議員として適宜出席して、必要があれば発言をする、こういうことに決定いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤委員長 ただいま鍛冶君から御提議になりました隠退藏物資摘発にからむ詐欺事件と思われる事柄について、單なる市井における詐欺というのではなくて総理大臣祕書官が祕書かしらぬが、そういう者の署名があり、総理大臣祕書官の官邸が押されておる。事件の起つた場所が総理大臣の私邸の玄関である。こういうところに一抹の疑惑を残すので、これをこの委員会がいかに扱うかということを御提議になつたのであります。
○加藤委員長 それから先ほど鍛冶君の御提議になりました総理大臣祕書と称する者の総理大臣官邸並びに片山総理の私邸を舞台として詐欺事件に関して、これをいかに取扱うかという問題があるわけでありますが、これをいかように扱いますか。
これは貨車扱いの通知書四十枚、それから小口扱いの通知書百枚を詐欺をした者にやつて、そうして金を貰つておるという記事が出ておる。これも挙げられている。まあこんなことがあります。こういう状態を見ますと、どうも非常に能率の低下ということ以外に、この弛緩している部面が非常に多いじやないかと感ずるのであります。
「原代議士の逮捕事件について、政府は数日前詐欺收賄嫌疑で告発された原代議士の逮捕要求に許諾の措置をとるよう衆議院に要請したが、これはまつたく新憲法以下書状率に則つた行爲である。首相は國民に奉仕し國民を保護するため当然の義務を履行したにすぎない。逮捕要求に應じたことは憲法の精神に反すると言うものもあるが、この意見は擁護できない。
それからこの点につきましては、もしこれ以外に要求されようとする資料について御意見がありますれば、御発言を願いたいと存じまするが、次に最初に本委員会の取上げるべき問題としましては、第一に世耕事件に関連する中曽根某の詐欺事件に関連して、辻嘉六氏から政治資金が各方面に撤布されておるという事柄について、これが詳細を調査するという件であります。
だから関係書類を檢察廳、裁判所からいかにとるかということが先ほど來問題になつたので、それは明確に世耕事件に関連する中増根の詐欺事件ということはもうはつきりしておりまして、これはきよう第一に取上げられておつて、その書類が來れば、その書類の基いて、議員なり議員外の多くの人が、ここで証人あるいは議員としての発言を行い、こういう段取にちやんとなつておりますから、その点は明確になつているのです。
○高橋(榮)委員 今の佐竹君のお話の中の、廣島における國際総合大学といいますか、はつきり記憶しおりませんが、あの問題は一体この問題とどういう関係があるのか、原侑君の詐欺事件と関連している何ものかがあるというのですか。
もし詐欺いたしたといたすならば、私は二%であると思うのであります。いわゆる6〇〇万円とり、九百万円とつておりまする本人に対しては、何ら逮捕命令が出ていないということにおきまして、私は疑惑を深く感ぜざるを得ないのであります。(拍手) 第二は、昨年5月以來今日まで、9箇月たつております。この間、警視廳及び検察廳において調べられているのであります。
先般來司法大臣の報告及び原君の弁明を聽取したのでありまするが、司法大臣は、本件はキヤラコに関する詐欺事件であると言い、原君はキヤラコのキヤの字も聞いたことのない事件である、こう申しておるのであります。ここに問題の根本的な見解の相違点を発見するのであります。しかも司法大臣は総金額は二百二十四万円と言い、原君は百九十万円を自分は受け取つたと申しております。ここにも金額に相違があります。
第三の反対論は、原君の罪状は單なる詐欺罪であつて、國家的の犯罪でないから、こういうものを國会の会期中に逮捕する必要はないという意見であります。しかし私はこれは根本的に間違つておると思います。われわれは從來國家的という概念的な抽象的な言葉によつて、國家を害するものである、國家の利益を失わんとするものであるというような名前によつて、幾多の彈圧を受けたのであります。
しかしながら、総理大臣より本院に參りました書面にありまする通り、詐欺罪の疑いありということになつておりまするならば、この詐欺罪の要件でありまする人を欺するというその行為及び財物を騙取するというその行為、この二つの行為について、はたして犯意があつたかどうかということは、きわめて重大であつて、私どもも、この点については一應深甚な観察を下さなければならないと思つたのであります。
右調査の目的は前述の財産に関し直接又は間接に違法に轉換を計り不当に私し又は詐欺を為して國民の信託に背いた公務員、会社、組合その他團体の使用人及び自己又は他人のため活勤する全ての個人の責任の所在を調査するにある。
保護のもとにある國会議員を逮捕するにあたつて、多額の金を詐欺した疑いがあるということは、侮辱もはなはだしいのです。多額の金を詐欺した疑いがあるというのは、普通の言葉では言えまいと思う。けれども、官廳の要求としてはそこまで触れる必要はない。刑法第何條の容疑があつてこれを調べ中であるが、証拠蒐集上必要であるからこうう場合に召喚する。詐欺をやつて多額の金をとつた疑いがある。
しかるにこの事件は内容はどの程度の範囲になるか、それは知りませんけれども、総理大臣の御要求になつている容疑罪名は、單純な詐欺にすぎないので、殊にこの詐欺事件の発生は五月ごろからであり、この捜査に着手したのは議会開会中の八月からで、すでに本人をしばしば法廷か、檢察廳において召喚取調べをし、また本人からも、あるいは出頭したかのように聞いているのであります。
かつまた事件の性質は、金を中心した詐欺罪という名目において、檢察当局は檢討いたしておるのでありまして、政治家の動きにからんではおりますけれども、刑法上の問題として発足いたしたのでありまして、進行過程はその筋でずつときたのでありますから、かりに不正取引の委員会が進行したとしてもそれは後の問題でありますから、筋は違つて別個のものとし私は考えております。
本日の議題は、昨日交渉会で問題になりました内閣総理大臣から衆議院議長にあてました「衆議院議員原侑君は、相当多額の金額について詐欺罪を犯したことを疑うに足りる相当の理由があるので、東京地方檢察廳において捜査中であるが、犯罪の捜査上至急これを逮捕する必要があるから、國会法第三十三條の規定により衆議院の許諾を得たい。」こういう申出の案件が提出されたわけであります。
右調査の目的は、前述の財産に関し、直接又は間接に違法に轉換をはかり、不当に私し又は詐欺をなして國民の信託に背いた公務員、会社、組合その他の團体の使用人自己又は及び他人のため活動する総ての個人の責任の所在を調査するにある。
最近の世相を見るに、まことに寒心にたえないものが多く、殊に犯罪のごときも、空巣その他窃盗、詐欺、すり、強盗あるいは殺人等、数うればほとんど枚挙にいとまがなく、殊に窃盗強盗事件のごときは、未だかつて見ざる激増ぶりを示しまして、到るところに悲しむべき被害者の声を耳にいたすのであります。
点が得られたのでありますが、閣僚にも関係者なしとせずと傳えられた点につきましては、このことが有村某の提供せる情報に基いたものであることは、世耕君自身も認められたのでありますが、これについては、檢察当局の取調べの結果に基きまして、鈴木司法大臣から、この事件の原因をつくつた者は、甲府刑務所に收容中の矢島松朗というものであつて、彼が一面識もなかつた和田、木村両大臣の名前を使つて、砂糖事件にからみ十万円を詐欺
このような警察の腐敗は獨占資本主義の全體が腐敗しており、闇とインフフと詐欺と恫喝とが支配階級がみずから權力を握り、その體制を維持するための基本的な戰術、武器となつておることに對應するものでありますが、この法案はそのような關係はそのままにし、或いはそれを前提として、ボス制度との結合を制度化せんとしておるのであります。
併しながら國家の治安を考えますときに、今や晝夜の別なく強盜、殺人、詐欺、窃盜等血腥い事件が大地を覆うており、國民は一夜の安眠すらでき得ない現状は、誰が何といつても事實でありまして、治安特に警察及び司法に關する政府の責任は極めて重大なることを痛感する者であります。私は警察關係につきましては全くの素人であります。
(「そうだそうだ」「齋君えらいぞ」「そんなことはありはしないよ」と呼ぶ者あり)或いは提案者は脅迫によつて、詐欺によつて、文書偽造によつて離婚されることを防止するのであるということを仰せになりましたが、毎年八万件以上もある離婚の大部分は、当事者の眞意に基ずいて行うのでありまして、一万件に一件か二件或いはそういう事例はあるかも知れませんが、多くの場合においては当事者の眞意によつて離婚が届出られるのであります
第十五に、詐欺又は強迫による協議離婚の取消に関する規定を設けることになりました。 第十六に、裁判上も離婚を原因を、次のように定めることになりました。一、配偶者に不貞な行爲があつたとき。二、配偶者から悪意で遺棄されたとき。三、配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。四、配偶者が強度の精神病に罹り、回復の見込がないとき。五、その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
、廣島高等裁判所、同檢察廳の管轄區域二千六十三万里餘、大阪高等裁判所、同檢察廳の管轄區域千七百三十八方里餘、高松高等裁判所、同檢察廳の管轄區域千二百九万里餘に比しはるかに廣大でありまして、本年五月三日新憲法實施に伴いまして、裁判所法及び檢察廳法が施行せられました關係上、從來區裁初所において取扱つておりました短期一年以下の事件で、懲役、禁錮等にあたる事件、たとえば刑事事件の大半を占むる微細なる窃盗、詐欺
がきくとかきかぬとかいうような種類の賣藥は別といたしまして——それもいいものではありませんけれども、ヴイタミンB劑などはヴイタミンB一が三ミリグラム一〇・〇の中にはいつておるというようなことが明らかに明らかに表記されまして、それに基いて價格の許可を受けまして市販されているのだと考えますから、もしそういうものの中に全然はいつていないとか、あるいは三六%もはいつていないというようなものは、刑法上から申しましても、明らかに詐欺罪
行く行くは檢事局におきましてもそういう施設をもちまして、確かにこれは故意にヴイタミンを入れないで欺瞞をして賣つたものであるということが認定できますようになりますれば、獨目の見解でやりたいと思つておるのでありますが、少くも當面厚生省その他の衞生施設、藥品檢査等の施設をもつており、その方面に特殊技能のある人たちの協力を得まして、仰せのごとく表記してある通りのものがはいつておらないならば、明らかに一種の詐欺罪
二ケ年の破壊結果は、自由の名の下に極端なる放縦生活が行われ、下剋上となり、信義、礼讓は影を失い、秩序は紊乱し、詐欺、横領、脅迫、強盗、殺人が日常茶飯事となりました。全く動物的な国民となつてしまつたのであります。すべての政治は力を失つて、他の力を借らねばならない。財力は日を逐うて第三國人の手に移りつつある。思想は共走破壊の指導に腐蝕されつつある。
これは全く許すべからざる数字的詐欺である。酒、煙草や給與所得税は勿論のこと、明らかに大衆課税である非戦災者特別税を入れて計算しますと、所有税と大衆税との比は全く逆に三対七になる。その点本予算においては、酒、煙草と間接税の比率は四五%に過ぎなかつた。この七〇%の正眞正銘の大衆課税がいわゆる栗栖健全財政の正体であります。
たとえばヴイタミンB劑のごときは、明らかにその一CCの中にヴイタミンBが三ミリグラムはいつているということが表示されて、その上に定價というものがつけられて、それが市販されているのでありますが、それにもかかわらず、その内容がまつたくゼロであるとか、あるいは三六%以上を出ないというような實情がありますれば、これは明らかに詐欺をしているのでありまして、刑法の詐欺罪に該當すると思う、それからまた副作用を起し