1962-10-10 第41回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
たまたまその中に横浜に在住する顧客がそういう一役を買ったということになるとすると、これはこの前証券部設置の際に内閣委員会で申し上げましたけれども、適正な株価構成の原則に非常に違反する望ましくないことではないかという感じがするわけです。おまけに新三菱重工の株は、その後は何か大阪屋証券の関係会社である今橋産業に受け継がれておるそうですか、昨日の新聞を見るとこれは五十八円まで下がってきておるわけですね。
たまたまその中に横浜に在住する顧客がそういう一役を買ったということになるとすると、これはこの前証券部設置の際に内閣委員会で申し上げましたけれども、適正な株価構成の原則に非常に違反する望ましくないことではないかという感じがするわけです。おまけに新三菱重工の株は、その後は何か大阪屋証券の関係会社である今橋産業に受け継がれておるそうですか、昨日の新聞を見るとこれは五十八円まで下がってきておるわけですね。
○堀委員 今後証券部ができましたら、強力なる行政指導が行なわれるそうですから、一つ今度は、感じでなくて、正確に証券部設置以来調査をお願いしたい。ということは、私がなぜこういうことを申し上げるかというと、株価の形成というものが一般の大衆によって行なわれるのであるならば、私は何も申しません。
その投資家保護の立場に立って、バランスをとりながら行政をやっていくということにならないと、とかくどうも過去の例を見ると、業者の側に比重がかかって、投資家の側の方がややもするとなおざりになりがちなような感じがいたしますので、その点強く要望いたしまして、証券部設置以後の証券行政がこれまでとどう変わるのか、一つ刮目して待っていますから、その点十分にあなた方も大衆の投資家の期待にこたえるように一つやっていただきたいと
それから第六番目の証券行政の機構の問題につきましては、今お話のありました通り、証券部設置ということで御審議を願っているわけであります。一挙に局にする、あるいは金融庁にするという問題もお話がございまして、十分検討いたしましたが、やはりさしあたりの段階としては部として、部長の責任体制を明らかにするところから始めたいということで、証券部設置ということにしておるわけでございます。