2001-05-31 第151回国会 衆議院 総務委員会 第17号
先ほどからお話がありますけれども、米国には証券取引委員会SECや連邦通信委員会FCCといった組織があり、それぞれ証券行政全般、情報通信行政全般を所掌しております。これらの組織は、大統領制のもとで立法府、行政府、司法から独立し、しかも非常に強い権限を持ち、大きな裁量を与えられておるところであります。
先ほどからお話がありますけれども、米国には証券取引委員会SECや連邦通信委員会FCCといった組織があり、それぞれ証券行政全般、情報通信行政全般を所掌しております。これらの組織は、大統領制のもとで立法府、行政府、司法から独立し、しかも非常に強い権限を持ち、大きな裁量を与えられておるところであります。
○参考人(水原敏博君) SECの場合は、委員も御承知のとおり、企画立案、検査、それから証券会社に対する監督、自主規制機関に対する監督、それから調査等を含むいわゆる証券行政全般を一元的に取り扱っている機関でございます。私どもはその中の一部、すなわち検査部門と法務執行部門、これが委員会に与えられた権限でございます。
またもう一つは、証券行政全般について責任を負っております大蔵大臣といたしましては、そうした具体的な処分を行うことが、例えば当該証券会社の経営あるいは事業内容が著しく危殆に瀕するようなことがないか、そしてそれがかえって関係の投資者の保護に欠けることにならないかとか、あるいはかえって資本市場の安定といったようなものを損なうことがないかとか、さまざまの要素を十分勘案して具体的な処分を決めることになるのではないかと
そこで、今総理からもお触れになりましたが、今回の行革審答申は、証券行政全般につきまして非常に厳しい御指摘、また提言がなされております。その中でも、特に検査・監視体制のあり方につきましては、大蔵省にとりまして大変厳しい内容のものでありました。
また、一連の不祥事件について、先般行革審より、証券市場の監視のあり方を含めて、証券行政全般についての御提言をいただきました。政府は、内外の信頼を回復するためにこの答申を最大限尊重し、所要の改革を実施していく所存であります。
今申し上げましたような考え方のもとに、ただ単に今回の証券の不祥事ということだけに限定されることなく、むしろ今後金融資本市場における有効で適切な競争というものを促進するため、近い将来予想される銀行と証券の相互参入も視野に入れながら、私どもとしては指導、監督のあり方を含めて証券行政全般にわたり見直しを行っていくことが重要であると考え、そのような考え方のもとに現在取り組んでおります。
そういう部分で、本人の実態調査も、今後のためということも含め、これだけ未公開株の譲渡に関していろいろな疑念を持たれるということは、証券行政全般、根幹にとって、私はその行政をつかさどる責任のある立場として調査をすべきだというふうに考えております。
八条国の体制から将来を考えるときに、この資本、証券という問題は、明治、大正時代に銀行というものが非常に重要な行政であったとより以上に、私は、時代の要請は証券、資本に集中されている、こういうふうな考え方に立っておるわけでございまして、これはまあ大蔵省だけが都合がいいのか、証券局長ができればいいのかということよりも、やはり主計局、主税局と分かれておりますように、大蔵省に局長を持つ証券局をつくって、証券行政全般
○堀委員 大臣非常にはっきり是正をしたいというお答えでございますから、私、証券部ができましたらこれはおそらく是正をされるものだ、是正をするためにはぜひ証券部を置きたいのだというお話でございますから、証券部ができてしばらく状況を拝見いたしますが、私がちょっと前段で申し上げたように、証券行政全般の問題の中では、とかく証券業者であるとか、産業関係の面が重視をされて、投資者保護が十分でない点が過去においてあるように
こういうふうに述べられておるわけでありますけれども、こういうことをおやりになるについては、証券行政全般に対する今後の方針といいますか、何か一つの大蔵省としての基本方針がおありだろうと思いますので、その基本方針についてお伺いをいたします。
なお、投資信託のみを申し上げた次第でございますが、証券行政全般につきましても、あわせてこの証券取引審議会におきまして、流通市場の問題、あるいは発行市場の問題、全部を取り上げて個々に検討を続けて参る。従来、発行市場の問題等、相当に解決をいたした問題もございますし、今回、市場第二部というものの設置をいたしましたのも、この答申に従った次第でございます。
かくて、ただいま佐藤君から指摘されましたように、これは証券行政全般を通じて多くの不安な要素がようやくにして芽を開かんといたしておるのでございます。そういうような意味合いにおきまして、本日から証券行政と本委員会は深く取り組むことになるのでございます。
最初に、先ほどからるる同僚各委員から問題が提起されておるのでありますが、事はやはり、証券行政全般に対する政府の基本的態度は一体具体的にどうか、こういうことだと思う。その意味で、第一番の問題は、投資家の保護ということについて、現状ははたしてこれで万全であろうか。今まで具体的な問題が提起されておりますが、私も、一つ具体的問題を一、二例示いたしまして、お尋ねをいたしておきたいと思うのであります。
○春日委員 私は、証券行政全般について、大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。 当面いたしておりまするわが国の株式市場は、全くその破天荒なダウ相場にも示されております通り、産業資本調達という本来の任務はまるきり二の次にされてしまいまして、何だか過当投機の場として堕落し去った気配があるのでございます。