2008-02-27 第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
証券税制の問題につきましての考え方は私も同じなわけでございますが、証券市場自体が情報の非対称性も含めて本当に公平なのか。また、今回もサブプライムローンの問題で、格付会社がいいかげんなことを言って、それをまた日本の金融機関がいいかげんに物を買った。その前は、監査法人がしっかり企業を監査していなかった。
証券税制の問題につきましての考え方は私も同じなわけでございますが、証券市場自体が情報の非対称性も含めて本当に公平なのか。また、今回もサブプライムローンの問題で、格付会社がいいかげんなことを言って、それをまた日本の金融機関がいいかげんに物を買った。その前は、監査法人がしっかり企業を監査していなかった。
そういう中で、では、今ある公的機関の連携、例えば監視委員会、そして検察、そして先ほども申し上げましたが、これは弁護士、会計士、税理士とかも含めて、証券市場自体をどういうふうに監視していくのかということを考えていかなければいけないと思うんですが、そこら辺の御所見もちょっとお伺いしたいんです。
しかも、これは基本的には小口の世界の話でございますので、私どもから見ますと、先生先ほど御引用になりました本間レポートなんかもそういう発想でできておりますが、小口の個人のお金が証券市場に来るということは、経済の根幹をなすシステムの一つとして非常に合理的なことではないかというふうに考えておりまして、一般の投資家にとって証券市場が身近になるということは、証券市場自体にとって、さらには国全体にとって、国の経済全体
ビッグバンを成功させるためには、やはり株式市場だけではなくて、日本のマネジメント自体がある程度連動して動くというような体制に持っていく、それから証券市場自体も新しい商品の開発、MアンドA等の大きなビジネスに転換していくというふうなことが必要だ。
ですからそういう意味を含めまして、大臣かわられたところでございますけれども、証券行政の従来からやっていらっしゃる近代化あるいは証券市場自体の近代化というようなことに関して、過去一年間どういうふうな手を打ってこられましたか、この辺ひとつ歴史的に振り返ってみていただきたいと思います。
つまり有価証券市場自体でどんどん買っていきますか、あるいは個別訪問的に一対一の相対取引を行ないまして、そして買い占めていきますか、いわばそういうほうに、ももぐっていくと申しますか、分散していくと申しましょうか、そういうほうに追い込んでしまうのではないか。そうなりますと有価証券の市場指導の点、その他の点でかえって望ましくないのではないか。
やはり証券市場自体が、ことに業者を含め取引所も全体が変わってこなければならないと私は判断をしております。 そこでさっき取引所の問題にもお触れになりましたけれども、実はこの取引所の機能自体が、これまで必ずしも十分に機能を果たしておったかというのに、かなりそうでない面も見受けられるわけであります。