1953-08-07 第16回国会 衆議院 法務委員会 第33号
川崎のTCクラブにおいて一昨年の十二月二日に、自殺の未遂をやつたという事実についても、そうしてそのあとにおいてもTCクラブにおいて不当な監禁が続けられたことについては、証人山田善二郎君あるいは板垣幸三君によつて明らかに証言をされているのであります。これ以外に証言をすべき道はないではないか。これ以上にまだこの事実を不法な監禁として証明し得る事実が何かあるならば方法を出してもらいたい。
川崎のTCクラブにおいて一昨年の十二月二日に、自殺の未遂をやつたという事実についても、そうしてそのあとにおいてもTCクラブにおいて不当な監禁が続けられたことについては、証人山田善二郎君あるいは板垣幸三君によつて明らかに証言をされているのであります。これ以外に証言をすべき道はないではないか。これ以上にまだこの事実を不法な監禁として証明し得る事実が何かあるならば方法を出してもらいたい。
本調査の結論は、鹿地本人及び日本側証人(山田善二郎、内山完造、斉藤正太郎、渡辺利三郎、榎本正雄、鈴木長松、瀬口幸子、三橋正雄、板垣幸三)の証言、日本政府関係当局の説明及びアメリカ大使館より日本政府に寄せられた三つの覚書(一九五二・一二・一五、一九五三一・二六、九五三・二・二五)、米軍声明(一九五二・一二・八)その他多数の関係書類等によつたものである。
〔証人山田善二郎君各証人を代表して朗読〕 宣誓書 良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又何事もつけ加えないことを誓います それでは宣誓書に罰名捺印してください。 〔証人宣誓書に署名捺印〕