1954-03-16 第19回国会 参議院 法務委員会 第9号
吹田事件第九回公判(昭和二十八年二月十一日裁判長弁明)「調書閲覧問題でありますが、これについてはあれから三回に亙つて裁判所が中に入り、検察官と弁護人との間で話合を重ねました結果、基本的な主張は別として本件の具体的な措置としては次のような方法、即ち裁判所で採用決定された証人につきましては、立証段階に応じグループごとに従来の慣行通り証人全員の供述調書を証人尋問手続前に相当の猶予期間を置いて弁護人側に閲覧
吹田事件第九回公判(昭和二十八年二月十一日裁判長弁明)「調書閲覧問題でありますが、これについてはあれから三回に亙つて裁判所が中に入り、検察官と弁護人との間で話合を重ねました結果、基本的な主張は別として本件の具体的な措置としては次のような方法、即ち裁判所で採用決定された証人につきましては、立証段階に応じグループごとに従来の慣行通り証人全員の供述調書を証人尋問手続前に相当の猶予期間を置いて弁護人側に閲覧
○小泉証人 全員やつておるから、われわれもやらなければいかぬという調子でやつたと思います。少しともカラカンダの第九におつた者は、全員それをやらなければというのでやつたように思うのです。そして署名しますときには、前文と署名の紙が別にまわつて来るのです。ただ署名の紙がまわつて来るものだから、署名してしまつたのです。その文句も覚えておりませんし、読んでもおりません。
○高山証人 全員入党せよというようなことを教育したというようなことは、われわれは全然考えません。今申し上げた通りです。
○上村証人 全員入党ということは、これは合言葉になつておりました。
○庭田証人 全員です。電車区は三百名ちよつと欠けるのですが、二百八、九十名じやないかと思います。
○小林証人 全員に対する五%の患者しか認められません。それ以上はこれはどうにもなりませんでした。そういつたことでさつきのようなお答えをしたわけであります。
先刻から草葉委員の動議にかかります去る三月の二十四、五日の両日に亘りまして証人喚問をいたしました舞鶴リンチ事件の結論でございますが、十三名の行方不明者、三名の死亡者、そういうことが言われておつたのでございまするが、物的証拠によりましても、又証人全員の証言によりましてもこれを肯定する何物もなかつた、即ちそうした事実は全然無根の噂さであつた、こういうことに結論をすることと、こういう動議についてお諮りいたします