2010-03-16 第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
例えば、私がよく分からなかったのは、医学物理士というのが必要だということで、例えば診療報酬表を見ましたら、四年前の診療報酬表の中には、こういった治療をするためには医学物理士ということがきちんと明示されていたんです。ところが、二年前になりますと、これが消えているんですよね。
例えば、私がよく分からなかったのは、医学物理士というのが必要だということで、例えば診療報酬表を見ましたら、四年前の診療報酬表の中には、こういった治療をするためには医学物理士ということがきちんと明示されていたんです。ところが、二年前になりますと、これが消えているんですよね。
しかしながら、今、私は、水田保険局長にお伺いしたいんですけれども、保険者が診療報酬表を手にした時点で、これ先ほどの高収入の方でも医療費が五十万円以上であればこれは高額療養費に該当するというのはもう既に知っているわけですよ、ですね。法解釈上知り得ないからということは当たらないんじゃないかということが私のこの高額療養費に関する考え方なんですね。
それから、異常分娩じゃない分娩について、これ病気ではないですけれども、少子化対策上、これを診療報酬表の上でどう取り扱うかということは、これは大きな検討課題で、諸外国においても社会保険の対象になっている国もあるんですね。そういうことも考えなければならない。
そのかかりつけ医にまず掛かって、そこから専門医等を紹介していただく場合にはいわゆる診療報酬表に従った支払を行うことになります。ところが、この患者さんがかかりつけ医を通らずに専門医に掛かるということをしますと、診療報酬の定額に加えて付加料金を支払わなければいけないという、こういう仕組みになっています。
実は、特別養護老人ホームでございますけれども、そこに医師がいわゆる施設長から依頼を受けて往診をしてほしいという場合に、実際には診療報酬表にはみだりに往診してはならないという項目がございます。
結果としては、東京都の電話帳に比べてどうか知りませんが、少なくとも高知県の電話帳よりははるかに分厚い診療報酬表ができ上がった。そして、それに基づく出来高医療というものが非常に医療の質を基本的なところでおかしくしているというのはあると思うんですね。
いま一つは、先ほども少し触れましたが、現在の医療で最も解決を急がれている問題というのは、あの膨大で複雑な診療報酬表をもとにした出来高払いの医療、この医療というものは、よくレセプトの公開とかいろいろとおっしゃるわけですけれども、医者が見ても、もう数年間現場を離れているとわからなくなるのが実態でございまして、あの診療報酬表に基づいたあれを患者さんが見られて、どういう医療がどういう思いでやられようとしているのか
そういうやり方で、例えば審査を受ける側、医療機関の側でいいますと、先ほど大道先生の方からお話ございましたように、いろいろな診療の審査の上で事務上の問題点があったり、それから解釈が一致していない問題だとか複雑な診療報酬表があったりして、大変困難な状況の中でそういう審査が行われている。
この制度ですと、診療報酬表に点数だけが示されて、年度末に、全保険医がその年度に得た総点数で総予算を割って点数単価が決まるという制度であります。
言いかえますと、現在の診療報酬表というものを見ていきますと、人件費についてどのように保障し担保していくかという思想は全くございません。 今、医療に対してマスコミから、例えば薬価差益、非常に悪であるように言われます。私も、薬価差益に依存する医療というのは、薬づけ医療、さまざまな弊害を起こしてまいります。あるいは検査差益に依存する医療、非常に問題があると思います。
ところが、今度の老人保健法実施に伴う診療報酬表の改定の際に、老人保健法にも一般医療の方にも再び「消炎・鎮痛を目的とする理学療法」として、マッサージ等の手技療法が言葉としてもあらわれてまいりました。
ちょっと聞いておきたいのは、十三日の本委員会の御審議の中で、吉原審議官は、老人医療向けの新しい診療報酬点数表を設定するかのごとく受け取れるお話があったんですが、老人保健法については別建ての診療報酬表をおつくりになるんですか。
だから、冒頭に言うたのは、レベルダウン、あるいは安かろう悪かろうみたいな別建ての診療報酬表をつくってもろうたら大変ですよ、まさかそんなことにはなりませんでしょうねと言うたのはそこなんです。もう一遍はっきり言うといてください、いろいろ問題が起こりますからね、はっきりしてください。
○沓脱タケ子君 老人保健用の別建ての診療報酬点数表をつくろう、点数表というか診療報酬表をつくろうということのようです。それ以上お聞きしないんですが、ただ、私気になるからちょっと言うておきたいのは、お年寄りにふさわしいと言って盛んにその言葉を使われるんで気になるんだけれど、お年寄りだからといって、慢性病が多いことを理由にしまして診療内容のレベルダウンというようなことになると大変だ。
○政府委員(熊崎正夫君) 林先生の質問の作業療法、OTの点数の問題でございますが、これにつきましては、現在の取り扱いといたしまして診療報酬表の点数、甲表の場合には作業療法は基本診療料、入院基本診療料の中に入っておる。
なお、診療報酬の適正化につきましては、昨年決定いたしました新しい診療報酬表につき、さらに十分の検討を加えまして、その適正化に努めたいと考えておる次第でございます。
最後に蓮田さんに一つたけお尋ねして、同僚諸君がたくさんおられますので終りますが、今回甲乙二表の診療報酬表で十月一日から健康保険なり国民健康保険の診療報酬の請求が行われることになったわけでございます。これで問題になりますのは、甲表は今のところ請求明細書に何も書かなくていいことになっておりますが、乙表はいろいろのことを今まで通り書くことになりそうです。
とりあえず今出ている新医療費体系は、ともかくもこれは当面の一つ診療報酬表として持っていこう、こういうお考えですか。これが永久的の、恒久的の医療費体系と、こうお考えでありますか。あらためて根本的に改訂する、検討する用意があるというお考えですか。この点一つ承わっておきます。