2021-07-30 第204回国会 衆議院 議院運営委員会 第50号
○西村国務大臣 御指摘の災害時の概算払いを参考にした感染拡大前の水準での診療報酬支払い制度につきましては、実際の診療を行わない中で診療の対価とみなすことが医療保険制度になじむかどうかといった観点からの検討が必要であるというふうに聞いておるところであります。 いずれにしましても、必要な医療提供体制をしっかりと確保することについて、私の立場からも田村大臣をサポートしていきたいと考えております。
○西村国務大臣 御指摘の災害時の概算払いを参考にした感染拡大前の水準での診療報酬支払い制度につきましては、実際の診療を行わない中で診療の対価とみなすことが医療保険制度になじむかどうかといった観点からの検討が必要であるというふうに聞いておるところであります。 いずれにしましても、必要な医療提供体制をしっかりと確保することについて、私の立場からも田村大臣をサポートしていきたいと考えております。
○塩川委員 深刻な病床逼迫時の対応として、災害時の概算払いを参考にした感染拡大前の水準での診療報酬支払い制度を是非とも創設していただきたい。
そして、各種診療報酬支払い制度における問題点。「診療報酬は、診療効果というよりは、薬品や注射の使用量など外形的な要素に依存して支払われるというような重大な欠陥をもたらしている。かくて、はなはだしい場合には技術よりも体力のまさる医師が多く報いられるがごとき結果ともなり」得る。こういう勧告。もっともっと読みたいところあるんですけれども。
また、これと並行して、診療報酬支払い制度の改革が必要と考えております。適切な医療情報の提供と患者の選択権を確保し、患者と医師の信頼関係を構築することを基本理念に改革しなければならないことは申し上げるまでもございません。 診療報酬体系の見直しについて議論を進めるためには、我が国における多岐にわたる医療提供体制の機能分担を踏まえて考えなければなりません。
現行の診療報酬支払い制度は、甲表、乙表等の点数表の設定や、同時に一点単価を一律十円に改正した内容で昭和三十三年十月から実施され、既に四十年が経過し、今回の改革の大きな柱の一つの診療報酬体系全般の見直しが必要とされているところでありますが、その中の一つとして、医療機関の機能の体系化を促進するための評価、急性疾患、慢性疾患等疾患の特性に応じた診療報酬の評価等が提案されており、特に慢性疾患等については定額制
構造改革もやる、薬価基準も見直します、診療報酬支払い制度も見直します、医療提供体制も見直します、なおかつ国民の皆さんにも受益者には負担をいただきます、この組み合わせしか私はないと思います。どこをやったって全部が賛成する案はなかなかない。どこかで必ず反発が出る。 しかし、これをやらない限りは、それでは重負担、高負担になってしまう。そうすると、肝心な経済成長が成らなくて福祉の充実も成らない。
それを目標に今我々、保険料水準をどういうふうに設定するか、また各保険制度それぞれ分立しております、この一元化の問題をどう図っていくか、あるいは診療報酬支払い制度、医療提供体制、医療保険制度、いろいろあると思います、そういう点を抜本的に見直していこうという準備を進めております。
医療の今日の現状についていろいろ庶民の立場に立って書かれておる部分もございますが、とりわけこの診療報酬制度の問題については一つの定見も持っておるようでございますから、私はいま厚生大臣とやりとりをしましたように、いまの中医協の構成の中ではこの診療報酬支払い制度というものは検討できないという見解を持っております。いままでの医師会の態度からいってもできないような感じがしてなりません。
私どもが反対している最大の原因は、いま大臣がおっしゃったように、医療費をふやすような元凶と考えられておる、しかもほとんど定説として考えられているこの薬漬け診療、検査漬け診療、こういうものを、現行の診療報酬支払い制度をこのままにしておいて、どんなに制度をいじくっても、医療費の高騰はとめられない。
○政府委員(吉原健二君) 老人医療制度における診療報酬支払い制度の問題でございますけれども、老人保健法案におきましては老人保健審議会を設けて、そういった問題について御審議をいただくということにしておりましたけれども、昨年の臨時国会における衆議院の修正におきまして、そういった問題につきましては制度の実施に先立って中央社会保険医療協議会いわゆる中医協で御審議をいただくということにいたしているわけでございます
○大和田政府委員 現行の診療報酬支払い制度、私どものいまやっております診療報酬支払い方式につきましては、先生おっしゃいますように技術料の適正評価、物と技術の分離ということで適正化をしていきながら、それでもなおかつ問題になりますような不正な、医の倫理にもとるような行為につきましては、それをなくしていくような努力をするという意味におきまして、先生のおっしゃっておられる方向と同じ方向にわれわれは努力をしておる
○国務大臣(齋藤邦吉君) 国保財政との関連において診療報酬の支払い制度についての御質問にお答え申し上げますが、現在の医療保険における診療報酬支払い制度は、現物給付、出来高払いの方式を採用いたしておりまして、国民皆保険の実施を経て、必要な国民医療の確保と医療内容の向上に大きく貢献してきたところでございます。
第三は診療報酬支払い制度の問題でありますが、これは森君もさっき問題にされました。先般、私の地元のほうで厚生技官二人が逮捕されました。これは贈収賄でありますが、逮捕されました。現在、歯科医師の方が多数参考人として召喚されておりますが、これは簡単な問題であります。
それから最後に、これは現在の診療報酬支払い制度自体につきましても、やはり赤字の原因をなす多分の要素というふうに考えておりまして、ただいま申し上げましたこういうそれぞれの要素につきましては、私ども従来の審議会の審議過程におきましても公にいたしました中身でございます。
「社会保険等の診療報酬の適正化は、単に、現行の健康保険や国民健康保険制度の診療報酬支払い制度に見られる各種の欠陥を是正するだけでは十分でない。」十分でないと書いてあるのですね。次が大事なんです。「基本的には、医療制度を近代化し、健康保険、共済組合、国民健康保険等各種医療保険制度の抜本的な改正がなされなければならない。」こう書いてある。
ところで、もちろんそれも一つの理由ではあろうかと思いますが、これらの問題については医療担当者としては多少誤解の点もあるかのようにも考えまするし、さらにまた三年先までに国民皆保険を打ち出しておられまする現内閣としては、将来の保険医制度に対してはどういう考えを持っていらっしゃるか、さらにそれに引き続いて診療報酬支払い制度そのものを一体どのように取り扱われるか、さらにまた一点単価を二十六年以来据え置きだのに
次は、この健康保険法の改正案を提出中でございまして、これが単価が適当でない、あるいはこの診療報酬支払い期日が不確定であるとか、あるいは診療内容、あるいは給付期間に制限があるとか、その他不自然な制度を改める内容を盛っていない改正案であるから反対であるというような御趣旨のように承わったのでございますが、御指摘の通り、この疾病保険における医療給付水準、診療報酬支払い制度等につきましては、いろいろな方法が考
政府は、保険医療の基本問題である保険医制度、医療費算定、診療報酬支払い制度等を初め、幾多の重要事項をたな上げするのみならず、さらに医療担当者の乱診乱療や、医師の不正受診等の弊害や欠陥を積極的に解決する熱意を示すことなく、わずかに保険監査の書類提出にお茶を濁す程度の法案を掲げたのみでありましてことに、今次の保険料率の引き上げ、標準報酬の引き上げ等を検討するならば、その内容は実に厚生官僚の事務的な窮余の