1982-04-06 第96回国会 衆議院 商工委員会 第10号
○後藤委員 その点から申し上げますと、たとえばエネルギー診断バス、これは五十六年度の中小企業のエネルギー対策のいわば目玉として創設をされたわけでありますけれども、対応の中身を見まして、やはり十分に政策的な展望を持った配慮というものがどうも足りないんではないだろうかという気が実はしてならないわけです。
○後藤委員 その点から申し上げますと、たとえばエネルギー診断バス、これは五十六年度の中小企業のエネルギー対策のいわば目玉として創設をされたわけでありますけれども、対応の中身を見まして、やはり十分に政策的な展望を持った配慮というものがどうも足りないんではないだろうかという気が実はしてならないわけです。
そのほか、当初予定いたしましたところでまだ準備が十分整わない、さらには細かい話になりますが、結局そういう診断バスをつくりますならば、常時それに乗る運転手の方々等の人件費の補助が十分ないというようなことから、もう少しこの診断バスの他府県における十分な効果を見守りたいという県等も出てまいったわけでございます。
○勝谷政府委員 エネルギー診断バスにつきましては、五十六年度におきますエネルギー対策の重点事項の一つとして取り上げました。各県に、まず中小企業者のエネルギーに対します考え方、さらにその設備等につきまして現状がどうなっているか、そうしてこれを現実にどのように改善したらいいかというようなことを診断、指導するための中核的な手段といたしまして診断バスを設ける。
そういうことがございまして、私ども昭和五十六年度におきましては、中小企業に対する技術指導を強化するという観点から、省エネルギー診断バスというようなものを配備する。それから、技術アドバイザー制度というものを五十五年度から発足させましたが、五十六年度におきましてはこれを全国的に展開するということを考えております。
したがいまして、今後エネルギー価格の上昇というのは、中小企業の経営を非常に圧迫する要因でございますので、対策よろしきを得れば、先生の御指摘の金融、税制、それ以外にもエネルギー診断バスというような制度を五十六年度から創設しまして診断指導も行いますので、中小企業の省エネルギー投資は今後進むと私どもは考えております。
それから、先ほど先生御指摘いただきました省エネルギーの診断バスでございますが、これもいまのところ大筋だけ申し上げますと、各県に一台のバスを配置いたしまして、大変多額の装備品を備えたバスでございますが、一台五千万円という装備をいたしました新兵器を備えつけまして、これで各工場に参りまして、ガイガー調査と同じように、どこでどういうエネルギーロスが発生しておるかということを科学的、客観的に分析いたしまして、
また、政策的に見まして、技術面での一つの支援対策といたしまして、省エネルギーの診断バスというようなものを仕立てまして、そして実際の工場に即しまして、省エネルギーの課題を生産プロセスの面でどこにどういうふうに問題が所在し、これをどう解決していくべきかというカルテまで書きまして、そしてこれに対する一つの処方せんを書いて指導に伴った投資を誘導しよう、そういう政策を考えております。
からの廃熱を回収利用するということで、温排水から熱回収して一日当たり重油約四百リットルを節約するというようなことをやった実例等もあるように思いますし、その他各地区で中小企業自体の努力なりあるいは地元の県の指導機関等もそういうことの積極的な努力をしておられるというふうに伺いますが、これは残念ながらごく一部の特殊なところだけでございますが、日本全体としてそういう方向をやりますために、ただいま長官ちょっと診断バス