1954-05-24 第19回国会 参議院 厚生委員会 第44号
○政府委員(曾田長宗君) これも前回に一応御説明は申上げたと思うのでありますが、もう一遍申上げますれば、成るほど今日までいわゆる薬代というものの中に含まれておりました医師の診察技術料というものと、それから薬剤師に支払わるべきものと、この二つの部分に分けますれば、医師に支払われる金額というものは、これは減つて参ります。名目的には減つて参るのであります。
○政府委員(曾田長宗君) これも前回に一応御説明は申上げたと思うのでありますが、もう一遍申上げますれば、成るほど今日までいわゆる薬代というものの中に含まれておりました医師の診察技術料というものと、それから薬剤師に支払わるべきものと、この二つの部分に分けますれば、医師に支払われる金額というものは、これは減つて参ります。名目的には減つて参るのであります。
これを医薬分業にいたしました場合には、現在ただ薬代として払つておりましたもののうち、この前に御説明申上げました通り約三分の一程度のものをこれを医師の診療技術料、薬治料の中に含まれている診察技術料という意味におきましてこれを医師に支払う。
それからそのうち三分の一ずつが薬品の原価、それから医師の技術料、診察技術料、それからそれ以外の経費というふうに分かれると申したのですが、いわゆるそれ以外の経費というところの部分でありますが、調剤に要しますいろいろな薬包紙或いは薬袋とか或いは調剤用の計量器とかというようなものの破損だとか、こういうようなものは、これは現実に薬を調剤いたしませんと、この部分は浮くだろうと思うのですが、人件費というようなものをとつて