1995-05-11 第132回国会 参議院 文教委員会 第6号
社会的現象としましては、許容社会である。また、黙認的、放任的社会をつくった。それに関連するモラルの低下があり、学校規律の低下、親や教師の威厳の低下、家庭内離婚、単身赴任、さらに家庭内暴力、校内暴力、登校拒否、保健室登校、いじめ、これには児童、高齢者、弱者の虐待というものもあらわれております。
社会的現象としましては、許容社会である。また、黙認的、放任的社会をつくった。それに関連するモラルの低下があり、学校規律の低下、親や教師の威厳の低下、家庭内離婚、単身赴任、さらに家庭内暴力、校内暴力、登校拒否、保健室登校、いじめ、これには児童、高齢者、弱者の虐待というものもあらわれております。
そういう社会は、一方ではパーミッシブソサエティー、許容社会ですね。非常に許容的な社会であるとも言われておりますが、そういうところで行われている教育は、家庭教育、学校教育を含めまして四つの特色があると思うのでありますが、一つは、何事によらず強制したり制限したりしない教育である。強制してはいけないとかあるいは制限を加えてはならないといったような教育。第二番目が、大目に見る教育。