2000-04-21 第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
検査報告番号二〇七号は、海岸高潮対策事業において、消波ブロックの設計数量が過大となっていたため、工事費が不経済になっているものであります。 検査報告番号二〇八号から二一一号までの四件は、林業改善資金の貸し付けにおいて、借り受け者が、貸し付け決定前に既に設置していた機械を対象として貸し付けを受けていたりなどしているものであります。
検査報告番号二〇七号は、海岸高潮対策事業において、消波ブロックの設計数量が過大となっていたため、工事費が不経済になっているものであります。 検査報告番号二〇八号から二一一号までの四件は、林業改善資金の貸し付けにおいて、借り受け者が、貸し付け決定前に既に設置していた機械を対象として貸し付けを受けていたりなどしているものであります。
しかし、先生、数字が膨らむのではないか、むだが生じるのではないかという御指摘でございますが、これは当初契約におきましても必要な数量は明示して契約を行っているわけでありますし、また、変更を行うにしましても、工事の進行において確定した設計数量に基づいて適切に変更しているわけですから、この形式によってむだが生じる、浪費がふえる、そういったことにはつながらないと理解しております。
その結果、注入量は設計数量に対しまして六九%、すなわち三一%が不足をしている、また、強度もそれに見合って不足をしているということが判明をしたわけでございます。
調査の結果を申し上げるにはまだ二、三日の時間を要するというふうに考えておりますが、現在までの調査の結果によりますと、一部の部分で設計数量どおりの注入が行われていない可能性があるというふうに考えております。このことは、工事請負契約の基本的な原則であります信義誠実の原則に反するものであり、極めて遺憾であるというふうに考えております。
その当時の、一番最初の契約当時の設計数量は約八千三百トン余でございます。その後細部にわたる設計を組みましたが、その間におきまして、掘さくあるいは仮設工事等をやっておりました。その間を利用いたしまして第一回の設計変更をいたしまして、相当こまかい数量を出したわけであります。
○稲葉誠一君 それじゃ(2)の「設計変更に伴う契約金額増減の基礎となる工事量の算定等についてみると、次のとおり、設計数量等を十分検討しなかったなどのため工事量が過大計算となったり、設計変更の処置が適切でなかったりしているものがある。」
何か打設済み設計数量により検収することになっておるのだと、そして現場の検収においてもこれを算定して確認することになっておるのに、結局どうだというのですか、完全にやらなかったということなんですか、そこはどうなんですか。
○稲葉誠一君 そうすると、計算違いというのはどういう脈ですか、打設済み設計数量を確認することなくやったと言っておりますね、その点はどうなんですか。
○説明員(小原剛君) いまの五七一号でございますが、本件は、塗装をするにあたりまして使用するペイントの設計数量が二万三千九百八十キロでございます。
やはり設計数量に基づきまして、そう設計数量一ぱい使うのが、これはもう工事施行上当然のことでございます。先ほど申し上げましたのは、かりに二百六トンのうちに手抜きが一割あったとしても、ということを申し上げたのでございまして、この点はひとつ誤解のないように……。
これで見ると結局当時の基本の設計数量だけはお捨てになつたが余盛りをしなければならんわけですが、道路工事でも掘返した後の土を見ますと、余盛りをして少し高くなつておる。
請負人持で工事をさせたのでありますが、そこで当時セメントの闇相場というものは相当高かつたのでありますが、その闇値を官に請求するわけにも行きませんので、その闇値の分くらいをモルタルの設計数量を多くする、それから使つた人間の歩掛を、沢山人間を使つたようにして見積書を出した。それに対して代金を支拂つた、こういうのでございます。