2003-03-19 第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、昭和四十年代に、医師の養成ということで、人口十万人当たりに医師数百五十人という目標が、いわゆる医科大学、医学部も含めて、設置調査会から示されておりまして、またその中で、経済社会基本計画においても、とにかく全国の県で医学部あるいは医科大学のない県はなくそうということが閣議決定までされたわけでございます。
○河村副大臣 委員御指摘のとおり、昭和四十年代に、医師の養成ということで、人口十万人当たりに医師数百五十人という目標が、いわゆる医科大学、医学部も含めて、設置調査会から示されておりまして、またその中で、経済社会基本計画においても、とにかく全国の県で医学部あるいは医科大学のない県はなくそうということが閣議決定までされたわけでございます。
ところが、その間の昭和四十八年に、医科大学等設置調査会というのが当時文部省の中に設けられたようです。その歯学部会で中間報告を出しています。
しかしながら、私立の歯科大学の設置、あるいは四十八年度の医科大学等設置調査会の歯学部会の報告に基づいた国立の歯学部の設置、そういったことを進めました結果、現在の歯学部の定員を前提として考えますと、昭和六十年を待たないで、人口十万人当たり五十人という歯科医師の養成は達成をされるわけでございます。
○佐野政府委員 御指摘の、四十六年十二月の医科大学(医学部)設置調査会の報告におきましては、人口十万人当たり百五十人の医師の養成、確保ということを前提といたしまして、今後数年間に約千四百人の医学部の入学定員の増が必要であるというようなことを御指摘になっているわけであります。
私は、四十六年十二月の医科大学設置調査会の「医師養成の拡充について」という高見文相に対するところの報告書とかあるいはその前後におけるところの国会におけるところの医師養成のあり方の問題についてのいろんな議事録を見ながら非常に強く感じておるんですかね。そこで、医師養成の問題について聞きたいと思うんです。私は医師養成というから厚生省の仕事かと思うと、これはみんな文部省みたいになっておるんですね。
これでいきますと、歯科医師数は昭和六十年を待たずに人口十万人当たり五十人を超える見込みでございますが、五十人となれば、それが十分な数かどうかという詳細なことにつきましてはここでちょっと自信を持ってお答えするわけにまいりませんけれども、なお今後こういった需要にこたえまして、昭和四十八年度、医科大学等設置調査会歯学部部会の報告もいただいておりますので、歯科医師が著しく不足していてやむを得ない地方に限っては
歯学部をこれからどういうふうにつくっていくかということにつきましては、四十八年に文部省の中に設けられました医科大学等設置調査会の歯学部会というところが見解を出しまして、歯科医師が著しく不足をしていて、真に必要やむを得ない地方に限って歯科大学を設置することが望まれる。
地域的偏在という問題も医師の場合と同じようにございますので、その点につきましては医科大学等設置調査会歯学部部会の御意見に基づきまして検討いたしまして、地域的偏在というものをやはり是正いたしますために、五十一年におきましても徳島県に歯学部を設置いたしました。また、鹿児島の設置準備というものも進めている次第でございます。
これは十万人に五十人養成というようなことを一つのめどにしてやっているわけだけども、この医科大学等設置調査会の歯学部会の報告というのが四十八年の十二月に出ているわけだが、その中には、教員の確保、入学者数の適正化、いわゆる教育研究条件の確保に努むべき状況にいまあるのだ、そうして必要やむを得ない地方に限って新設をする、国立の歯学部について入学定員の増加を図る、公私立の歯科大学に助成措置をするということが答申
そこで、文部省といたしましては、昭和四十八年度に医科大学等設置調査会の中に琉球大学小委員会というのを設けまして、ここで検討をした次第であります。そこで、先ほど申しました事情を踏まえて、医学教育機関を設置することが必要と当然認められたわけであります。ただ、そのために県の方で具体的な条件等を十分検討いただいて、さらに琉球大学の方でも具体的な調査研究を行うことが適当である、こうされた次第であります。
琉球大学の医学部の設置問題に関しましては、先生御案内のように、従来から調査をしてまいりましたが、四十八年に文部省に医科大学等設置調査会を置き、その中に琉球大学の小委員会を設けまして検討をしてまいったところでございます。
医師数の増大に対応いたしまして歯科医師につきましてもやはり若干の増をはかる必要があろうか、こういうことで、文部省に四十八年度設けました医科大学等設置調査会の中に歯科大学の設置調査の部会を設けまして御検討いただき、先ほどのような予算措置をさしていただきました。今後状況を考えながら、またそれから先のことは検討したい、このように思っております。
○加藤進君 昭和四十六年十二月に、医科大学設置調査会の報告というものが出ておりますね。この報告には、私立の医科大学はその創設を慎重に行なう等々がありますけれども、国立医大の新設場所について次のような点が指摘されておるわけであります。いろいろありますけれども、その第一に、いま全然局長から指摘がなかった問題があります。医科大学が存在せず、人口に比し医師数が少ない地域であることというのがあります。
これがいま医科大学について設置調査会の文部大臣への答申も、四十六年の十二月に新設の医科の大学による入学の定員の増加率については、少なくとも半数程度国公立の公的な医科大学によることが妥当だ、こう言っているわけです。とにかくいま文部省が進めている定員増とか、いろいろ国立の大学をつくることも、結局少なくも、半数はとにかく私立の人たちにやってもらわなければできぬという考え方があるわけです。
○齋藤説明員 私どももそのような考え方で、医科大学設置調査会の中に特に琉球大学小委員会というものを設けまして、これでもっていま特別に調査をしていただいておるわけでございます。考え方といたしましては、いま先生の御趣旨に全く沿って、できる限り早期に実現するように努力をしたい、こう考えておる次第でございます。
○栗田委員 医科大学設置調査会の黒川報告があるわけですけれども、この中で「当面の医科大学設置場所選定基準」というのがございます。御存じでいらっしゃいますか。それでこの中に医科大学設置の条件としまして「態勢が整っていること。」ということがございますが、いま局長のお答えになりました内容は、この態勢が整っていることに該当するのでしょうか。
だから私は最初に、実はこの医科大学設置調査会の「医師養成の拡充について」という報告は、元来厚生省がつくって——量だけじゃなく質もあるんだから、したがってその計画に基づいて文部省にこういう大学をつくってくれということが基本ではないか。最初に聞いたのは実はそこであります。
これも信憑するに足るものかどうかという問題も出てくると思うのですが、実際には学校設立者が出した書類というものを、しかも確実に経営できるものに限れという設置調査会の報告がいっていますね、そういう点で私は今回の場合たいへんあぶなっかしいのがたくさん出てきたと思うのです。たくさん出てきてもそれを調査することができない。
昨年の十二月に医科大学設置調査会が「医師養成の拡充について」の報告を出しておりますけれども、この調査会の性格というのですか、これは文部大臣の諮問機関ですか。
しかし、これがはたしてどうかという突っ込んだ御議論になりますと、それをどの時点までに間に合わせるようにすれば将来どうなるかというこまかい議論になるわけでございますが、私ども厚生省の関係者にも入ってもらいまして、医科大学設置調査会で相当の論議を詰めました際に、できるだけ早く人口十万人に百五十人という基準線を達成することを考えまして、そのためにはどんなに少なくても、昭和四十七年から数年の間に学生定員を千二
こんな審議会を、医科大学設置調査会なんというのをわざわざ金をかけてつくって、国会へ来てしかられるようなものをつくるよりも、皆さん役人同士でものをきめればいい。十三年おくれている日本の医療水準を、世界で三十一番目の医療水準を、一体何年たったら、五年たったら二十番目になるのか、十年たったら十番目になるのか、こういう比較をしたほうが国民はわかりいいと思うのですよ。御感想をひとつ。
○勝澤委員 医師の問題で、先ほど私が言いました医科大学設置調査会、これは局長も入っておられるわけですね。ですから、この中で見てみますと、現在アメリカや西ドイツやソ連等においては人口十万に対して百五十人以上になっている。日本の目標はどうかといえば、昭和六十年にこれにしたい。十三年おくれているのを、十三年後にアメリカ、西ドイツ、ソ連並みにしたい。
○木田政府委員 医師の国家試験に関与しておられる大学の教官方もいろいろおられまして、医科大学の設置調査会の席その他におきましては、卒後の研修のことも含めて論議がかわされておる次第でございます。
しかし、この道をつけましても、文部省の医科大学設置調査会におきましても、すでに御案内のとおり、そういうものが必要だということについては一応意見が固まりまして、文部大臣にも答申が出されたわけでございます。しかし私どもは、それを実現しますにはいろいろ具体的に隘路があるというふうに考えております。
養成数の増大ということも考えなければなりませんけれども、しかし、ほんとうに質のいいものをつくらなければなりませんから、医科大学設置調査会におきましては、できるだけ国公立のものあるいは既存の大学の定数の拡大というようなことにも優先的に力を入れまして措置をすべきものというふうな御意見をちょうだいしておりまして、そういう前提のもとに大学設置審議会及び私立大学審議会におきましても審査をお願いしておる次第でございます