1951-05-21 第10回国会 参議院 本会議 第44号
又他方におきましては、本年一月総司令部から政府に対して審議会の整備に関する指令がありましたので、政府におきましてはこれに基いて本年二月十六日に審議会等の設立基準等に関して閣議決定をいたしたのであります。この閣議決定のうちで只今議題となつておりまする法律案に関係する部分を一応ここに御報告申上げて置くことが必要であると考えまするので、これを申述べます。
又他方におきましては、本年一月総司令部から政府に対して審議会の整備に関する指令がありましたので、政府におきましてはこれに基いて本年二月十六日に審議会等の設立基準等に関して閣議決定をいたしたのであります。この閣議決定のうちで只今議題となつておりまする法律案に関係する部分を一応ここに御報告申上げて置くことが必要であると考えまするので、これを申述べます。
先般政府は行政の簡素化、経費の節約、行政機関の自主性確立等の見地から、審議会等の設立基準等に関する方針を決定し、審議会等の整理改組を行うことになりました。文部省においてはこの方針に則つて通信教育審議会ほか五審議会についてその委員数を減少し、或いはその任期を短縮する等の措置を講じて参りましたが、更に今般教科書出版資格審査会を廃止することとし、ここにこの法律案を提出いたした次第であります。
この法案の要点は各省庁に附属する審議会等の設立基準等に関する政府の方針に沿いまして地方自治委員会議の委員に二年の任期を設けようとするものであります。
すでに内閣委員会におきましては、審議会の設立基準等に関しまして政府の方針の説明を聞いておるのであります。更に又去る三月二十七日の閣議決定によるところの審議会等の整理改組につきましてそれぞれの説明をも聽いておるのであります。而してこの審議会等はどうしても急速に整理を遂げなければならんということは、内閣委員会のすでに一貫した意見であるのであります。
○楠見義男君 そうすると、二月十六日の審議会等の設立基準等に関する件という閣議決定は、今の臼井さんの御説明のようだとすると、閣議決定の六カ月を超えない期間として更に必要に応じては一回を限つて更新されるという条項は、その委員会に限つては変更されたものと了解していいわけですか。
先般、政府は行政の簡素化、経費の節約、行政機関の自主性確立等の見地から、審議会等の設立基準等に関する方針を決定し、審議会等の整理改組を行うことになりました。
この法案の要点は、各省庁に附属する審議会等の設立基準等に関する政府の方針に沿いまして、地方自治委員会議の委員に二年の任期を設けようとするものであります。
その第一のものが二月十六日附の閣議決定でございまして、審議会等の設立基準等に関する件というのが第一の資料でございます。時間的に見ましてこれが最初でございますが、これは結局第七国会で約三百五十の審議会を半減いたしまして百八十ほどに減らして頂いたのでございますが、その際の整理の基準というものは極めて漠然と申しますか非常に簡単なものでございました。