1951-10-24 第12回国会 参議院 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第2号
○副委員長(溝口三郎君) この契約をする担当者は、これは終連の中央事務局の設営部の経理課長山中一朗と秋田木材の深川支店長の地主慶吉という二人で調印しておるのでございますが、この調印をするときには、あなたは立ち会われていたか、又事情についても十分に御承知だつたのでございますか。
○副委員長(溝口三郎君) この契約をする担当者は、これは終連の中央事務局の設営部の経理課長山中一朗と秋田木材の深川支店長の地主慶吉という二人で調印しておるのでございますが、この調印をするときには、あなたは立ち会われていたか、又事情についても十分に御承知だつたのでございますか。
○証人(大谷喜一郎君) いや二人だけというよりは、まあ地主さんは終連の設営部のほうにもしよつちう行つておりましたし、私のほうにも来ておりました。
○証人(大谷喜一郎君) 当時私は会計法規に非常に暗かつたので、そういうことを知らなかつたので終連の設営部のほうに早くやりたいのだといことを話しまして、設営部のほうでは検收書類があれば金は支拂うということで、それでは検收書類を作つてくれということで検收書類を作つて持つて行つて、それでは終連のほうでは早くというので拂つてくれたのであります。私はそれでいいのじやないかとちよと思つておつたのであります。
この契約は二十二年の六月の末にできておりまして、その主管の役所は内務省の調査局でありまして、契約と支払は終戦連絡事務局設営部でなされたのであります。二十三年の二月に従来の担当職員と共にその事務全部が外務省の特殊助産局に移管されました。外務省ではこの事件に関係しましては移管を受けた後における保管料などの支払、それから腐蝕した材木の払下げなどを主として扱つておられます。
記 一 二十四年三月十七日及び同年三月三十一日秋田木材株式会社深川支店に売渡した略奪物件梱包用木材売渡代金七、三八三、〇一一円について (1) 本件売渡木材は二十二年六月三十日終戦連絡中央事務局設営部において秋田木材株式会社深川支店と契約し略奪物件梱包用木材四五、五〇〇石の買取、輸送、集積、保管を請負わしめ購入した木材の売渡で、当時同事務局は終戦処理費の支出を担当していたため契約と支払業務を行なつたもので