1990-04-18 第118回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
しかし、ほとんど今日まで地方においてもインフレは生じておらずその心配はないと思いますし、今日民間の設備投資が盛んで景気の長期的な持続がなされておりますけれども、本年に入りまして、御承知のように円安、株安によりまして民間の設備投資熱もやや低下してまいっております。
しかし、ほとんど今日まで地方においてもインフレは生じておらずその心配はないと思いますし、今日民間の設備投資が盛んで景気の長期的な持続がなされておりますけれども、本年に入りまして、御承知のように円安、株安によりまして民間の設備投資熱もやや低下してまいっております。
○宮田委員 鉄の国内需要は、みずからの設備投資熱が冷え切っておるわけです。また、他産業の意欲も出てこないわけです。見通しは、私どもの判断ではまだまだ暗いと思います。一方、輸出はどうかといいますと、御存じのアメリカのトリガープライスの設定、ECのベーシックプライス制等々で、これまた大変暗いわけでございます。
違う面を総括的に言いますと、日本ではまだまだ設備投資熱がかなり高いし、それからまた公共事業も相当の割合を占めている。固定経費の大きいものは先ほど申し上げました地方交付税交付金等であって、その他では大体同じようなことになっておる。
(拍手) 佐藤内閣は、この経済の動き、設備投資熱を、予想を上回る勢いと片づけて、その責任を避けておりますが、予想外というより、実は政府の経済見通しの誤りというべきであります。(拍手)まして、一時落ちつきを示したかに見えた消費者物価は、九月に入って急上昇し、十月一日からの米価の値上がりで、その傾向は増大しました。
最近の経済企画庁の月例報告では、景気は回復から上昇の段階に移ったと、楽観的な見方をし、また同庁の経済研究所では、経済の現状はまだ回復過程を終っていないと、違うところの見解を発表し、六月ごろにこの会計が終れば設備投資熱が急に盛んとなって、景気は過熱を来たすおそれが多分にあると発表いたしておるのであります。