1999-02-04 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号
ただ、問題は、そういう話がちらほらないではなかったんですが、もう一方で企業の設備投資マインドはさらに冷え込みつつあるとか、あるいは雇用情勢が悪くなっているものでございますから、やっぱり家計においてもなかなか明るい雰囲気になれないのではないかといった報告も同時にございまして、地方の経済全体としてはやはり厳しい情勢にあるというような報告が多かったように思います。
ただ、問題は、そういう話がちらほらないではなかったんですが、もう一方で企業の設備投資マインドはさらに冷え込みつつあるとか、あるいは雇用情勢が悪くなっているものでございますから、やっぱり家計においてもなかなか明るい雰囲気になれないのではないかといった報告も同時にございまして、地方の経済全体としてはやはり厳しい情勢にあるというような報告が多かったように思います。
現在の構造不況を乗り切って、さらに中長期的な観点からの設備投資マインドが出てくるということになれば、この対策が生きてくるものというふうに考えております。
で、景気対策の一つの大きな柱、これは金利の引き下げであって、それによって、冷却しかかっていた中小企業の設備投資マインドというものが刺激されるようになり、また住宅建設に対する意欲も盛り上がってくるようになるんじゃないか、こう思うわけでございます。 ところで、現在、民間住宅建設が著しい落ち込みを続けておりますけれど、その原因はどこにあるんでしょうか。
○大竹説明員 現在、いろいろなアンケート調査、あるいは企業の設備投資についての見方等、新聞紙上などでもときどき出ておるわけでございますけれども、確かに製造業の中で特に構造的な不況業種と言われておるようなところは、設備投資についてかなり慎重であり、いわゆる設備投資マインドがまだ冷えておるという状況はあると思います。
しかしながら、今日のわが国経済は、需給ギャップが非常に大きく、また一方、今回の大幅利下げを織り込みましても、なお一般的には企業の収益率と借入利子率との間には逆ざやが残る一面もございます、したがいまして、利下げが直ちに設備投資マインドにつながってまいるかということになりますと、いま申し上げましたような制約があるだけに多少時間もかかるのではないかと存じます。
それから、公共投資の持つ限界の最後のもの、第四の点といたしましては、公共投資は特に景気回復をねらうために、いわゆる前倒しという形で財政年度の前半に重点を置いてたくさん出してしまおうということを行うわけですが、まあ、それによって景気が順調に回復すればよろしいのですが、数カ月の間そのような財政支出をがんばってみても、いまのような企業の設備投資マインドのもとでは、そこからすぐに景気回復が始まるということは
これは、新聞を見ても、日銀の呉調査局長ですか、この方が、「「ドル・ショックは企業の設備投資マインドや商品市況にあらわれているが、生産、出荷にはまだそれほどあらわれていず、年内は急激な落込みはあるまい。むしろ輸出商談停滞の影響が生産、出荷にハネ返る来年一−三月の落込みが懸念される」と語った。