1989-11-10 第116回国会 衆議院 外務委員会 第2号
さて、その背景にどういうことがあるのかということにつきましては、今の段階で訪中自体が確認されておりませんので、第三国の間のことでございますから、私どもから軽々に、これまた新聞には、最近の朝鮮半島をめぐる情勢についての意見交換だったのではないかとか鄧小平さんのああいう辞任にまつわる話があったのではないかとかいろいろ取りざたされておりますけれども、私どもとして有権的にこういう目的を持った中国訪問であったということを
さて、その背景にどういうことがあるのかということにつきましては、今の段階で訪中自体が確認されておりませんので、第三国の間のことでございますから、私どもから軽々に、これまた新聞には、最近の朝鮮半島をめぐる情勢についての意見交換だったのではないかとか鄧小平さんのああいう辞任にまつわる話があったのではないかとかいろいろ取りざたされておりますけれども、私どもとして有権的にこういう目的を持った中国訪問であったということを
○玉城委員 この問題は、まさに櫻内外務大臣が本当に泥をかぶるという言い方はおかしいですけれども、いま総理の訪中自体が赤信号がついているという大変な状況にあるわけですね。まさに周囲がこの問題で大変な状況にあるわけです。
○国務大臣(園田直君) 私の訪中は、今後向こうとだんだん交渉再開ということが許されるならば、そのときにいつごろどうなるかということで、まだ訪中自体も決まっているわけではありません。したがいまして、訪中したら、どういう目的であるか、そのときに総理からこういう目的を持って訪中し、このような問題を片づけてこいと、こういうことであろうと存じます。
私の訪中自体を含めて、まだ今後検討されるべき問題であると考えております。
ただ、この米中接触と申しますか、ニクソンの訪中発表によりまして、非常に短期的には北ベトナムの反撥等もございまして、にわかに楽観はできませんが、長期的に見ますと、ニクソンの訪中自体が、この北側の、南越臨時革命政府の七項目と相合わせまして、ベトナム問題の収拾に非常に明るい見通しを得た、こういう考え方のもとに、従来もわが国としてはできるだけの努力をしておりますが、なおその努力を重ねてまいりたい、こう考えます