2010-04-20 第174回国会 参議院 環境委員会 第8号
洞窟周辺の工事は、現在、今お話しのように行ってはおりませんが、いずれにしましても、この記録保存調査の中できちっと沖縄県が保存に値するというふうに認めていけば、文化庁の文化審議会等々の諮問に多分付託をされて、保存に関する文化庁としての、政府としての流れが進んでいくというふうに思っています。
洞窟周辺の工事は、現在、今お話しのように行ってはおりませんが、いずれにしましても、この記録保存調査の中できちっと沖縄県が保存に値するというふうに認めていけば、文化庁の文化審議会等々の諮問に多分付託をされて、保存に関する文化庁としての、政府としての流れが進んでいくというふうに思っています。
先ほども御答弁申し上げましたけれども、やはり民間調査研究組織が実施する場合でも、地方公共団体による適正な管理というものは必要でございますし、それ以前の問題として、調査組織の質の確保、それから当然、個々の調査につきましての質やその内容を公共団体としてしっかりと把握した上で、そうした民間への記録保存調査をゆだねていくということが必要だというふうに考えておりまして、昨年三月に、先生から御紹介のございました
アイヌ文化保存の必要性につきましては、文化財に御造詣の深い諸先生方にはすでに十分御承知のことと存じますので、多くは申しませんが、従来、アイヌ文化の記録、保存、調査研究は、主として研究者の個人的努力によって行われてきたのであります。しかし、最近の社会情勢により、個人的研究の遂行は困難となってまいりました。また、文化表現の根幹である言語やユーカラなど伝承文化の伝承者は急激に減少しつつあります。