2011-05-26 第177回国会 参議院 総務委員会 第15号
冷水理事にお聞きしたいと思うんですけれども、昨年十月のNHK記者の捜索情報漏えい事件、これはいろんなメディアの持つ問題点もあると思いますけれども、これは決して報道機関がやってはいけない、言語道断のことだと思いますが、こういうことが二度と起こらないようにしっかりと記者教育をやっていただけますね、大丈夫ですね。それだけちょっと確認させてください。
冷水理事にお聞きしたいと思うんですけれども、昨年十月のNHK記者の捜索情報漏えい事件、これはいろんなメディアの持つ問題点もあると思いますけれども、これは決して報道機関がやってはいけない、言語道断のことだと思いますが、こういうことが二度と起こらないようにしっかりと記者教育をやっていただけますね、大丈夫ですね。それだけちょっと確認させてください。
○参考人(冷水仁彦君) 記者教育改革チームを立ち上げまして、外部の有識者の方の意見も参考にしながら、今年から記者教育の体制を大きく見直しております。既に四月に入ってきた新人研修からその内容の見直しに着手しておりまして、入局時から、それから退職するまで、ジャーナリストとしてしっかりとした教育をしていかなければならない、そのことを継続的に取り組んでいかなければいけないというふうに認識しております。
放送副総局長ですか、もお務めの今井環理事に対しては、やはりこの報道の責任というのは非常に重いと、二度とこういうことがないようにきちっとやってくださいと申し上げたら、今井理事から、いや、これは二度とこういうことがないように、記者教育、研修の在り方、再構築をして取り組みたいというお答えをいただいたんですね。
○参考人(吉国浩二君) 御指摘のとおり、大相撲の事件があったときに、報道局を中心に取材倫理の徹底ということでいろいろな記者教育の在り方とか見直しをしたんですけれども、結果的に今年に入りましてからそういった不祥事が起きていることは事実でございます。
ここに今ちょっと資料をいただいたんですけれども、例えば報道局の中に記者教育改革チームをつくって、外部の有識者、中堅記者からのヒアリングを行った上で従来の記者教育を再構築すると。これ不祥事が起こるたびにいろんなことをやって、この今おっしゃった中堅の記者の方も、これは一応、放送倫理の勉強会に参加しているということだったんですね。
それは、さっき言いましたように、日常的な記者教育あるいはディレクターの教育ということでつぶしていくしかないのかなというふうに思っています。
いわゆるテレビ放送記者というものは私たち、私も新聞出身ですけれども、私などはどんな汚い字を書いても、活字になってしまえばAの記者もBの記者も一切区別がわからないわけですけれども、放送記者だけはその人のしゃべり方、教養すべてが出てしまうので、アナウンサー教育と同時に、いわゆる放送記者教育というのがどうなっているのか、ちょっとお聞きしたいんですが。
そういうものが私は記者教育であり、NHKのリポーター教育であり、アナウンサー教育だと思う。そこに問題点がある。その辺はいまどうやってますか。これは会長さんでなくても、むしろ具体的な問題ですから現場の方で結構でございます。