1972-04-17 第68回国会 参議院 予算委員会 第13号
その点について一九七〇年九月帰国した西園寺公一氏は、すでに一九六八年の覚書貿易のコミュニケの際に従来の日中記者交換メモは廃棄され、以後は共同声明と北京側の言う政治三原則を受け入れた上で報道する新聞社以外は中国へ入れないことになっている。このことは古井、田川自民党代議士によって、とうに日本の新聞界に周知されているはずだ、との発言を行なった。
その点について一九七〇年九月帰国した西園寺公一氏は、すでに一九六八年の覚書貿易のコミュニケの際に従来の日中記者交換メモは廃棄され、以後は共同声明と北京側の言う政治三原則を受け入れた上で報道する新聞社以外は中国へ入れないことになっている。このことは古井、田川自民党代議士によって、とうに日本の新聞界に周知されているはずだ、との発言を行なった。
○石原慎太郎君 では、そういった事実が実際にあったとすれば、外務省が知らぬところでこれが了解されていたということになるわけでありますが、いずれにしても、六七年にLT貿易が一方的に中国側によって破棄されまして、これによってLT体制下の記者交換メモも破棄されたと考えざるを得ないわけですが、六七年のLT貿易の破棄に際して、LT体制下の記者交換メモが破棄されたかいなかということについて、外務省は何かお聞きになっていましたでしょうか